実はよく知らない「福利厚生」!?全種類を大公開!
「福利厚生のいい会社」ってよく言うけど、実際にどのような福利厚生が存在しているの?
「福利厚生がちゃんとしている会社が良いよね~!」学生時代の就職活動で、お友達とこんな会話をしたことがある人も多いですよね。
その一方で、「あなたが今お勤めの会社の福利厚生には何がありますか?」と聞くと、「え?健康保険と、厚生年金と…あれ?これは違いましたっけ??」なんて反応が返ってくることもよくあります。
知っているようで知らない「福利厚生」のこと、きちんとチェックしてみませんか?
まずはどの会社でも絶対に必要な福利厚生「法定福利厚生」
ええ?法律で決められている福利厚生なんてあるの??ウチの会社では福利厚生なんて一つもないけれど…というあなた、実は社会保険料(健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険)の「半額負担」は「福利厚生」なんです。
求人票などでも「福利厚生」の欄に、社会保険完備、とだけ記載があったりしますよね。これ以外の福利厚生は、それぞれの会社が独自に支給していい(支給しなくてもいい)ものなのです。
そもそも福利厚生とは、「会社が社員とその家族の健康と生活を向上させるために実施する制度」を総称しているもの。
その代表が社会保険というわけです。それ以外の福利厚生のことを、「法定外福利厚生」と呼んで区別しています。
法定外福利厚生には、どのような制度があるの?
まずは、転職サイトや転職エージェントなどでよく紹介される、「一般的」な福利厚生から一挙にご紹介します!皆さんの会社で導入されているものはいくつありますか?
現金給与支給系福利厚生
賞与
賞与も『給与』ではなく福利厚生に分類されます。
交通費
実は交通費も福利厚生の一種です。全額支給の会社と、上限月いくらと決まっている会社があります。上限なしの全額支給の会社であれば、新幹線通勤も夢じゃありませんよ。
出張手当
出張手当は『法律で決まっているんじゃないの??』と誤解している人が結構います。
日額は、1,000円程度から10,000円というなかなか太っ腹な会社までさまざまですが、平均的には3,000円くらいの会社が多いようです。これがあるのとないのは大違いですね!
住宅手当
総合職、全国転勤ありの会社では一般的な住宅手当。
しかし、会社ごとによって金額的には大きな差があります。実際の額を知りたい方は、会社へ確認してみましょう。
家族・扶養手当
配偶者1万円、子供一人につき5,000円という額が一般的な金額。配偶者手当には所得制限があり、ほとんどが扶養内という設定です。
役職手当
管理職になり、残業代がつかなくなる代わりに…というケースもあるようです。人によっては『残業代のほうが高かった…』という人もいます。
営業手当
営業手当という名前の残業代ですね、という会社もちらほらあります。
職能手当
広い意味で、営業手当も職能手当の一種です。会社によって呼称が違います。
皆勤・精勤手当
シフト制の会社によく見られます。わかりやすい手当ですね!
資格手当
宅建月5,000円、フォークリフト月3,000円、という具合に仕事に役立つ資格取得者に支給される手当です。
これがあるから資格習得のための勉強を頑張れる、という方も多いのでは?
報奨金・インセンティブ
これは給与という感覚が強いですね。%は扱っている商品や商材などに寄って差があります。
退職金
世の中には退職金のない会社も数多く存在しています。
老後になって困らないためにも、早めに退職金の有無について確認しておくとよいでしょう。
その他の福利厚生
慶弔見舞金
ほとんどの会社で導入されている、導入率ナンバーワンの福利厚生。
財形貯蓄
給与の一部を積み立てて、一般の普通預金や定期預金などよりも高い金利で預金することができる制度。
社員持株会、ストックオプション
導入されている企業は限られますが、創業時からのメンバーだと夢のような金額になることも!これ狙いでベンチャー企業を目指すのもあり!?
社員旅行
「ホントはいらない福利厚生」と呼ばれがちな社員旅行。会社としては社員の一体感を醸成する大切な福利厚生と考えています。
各種研修
「研修って仕事なんじゃないの?」とお考えの方も多いですが、個人にスキルを付け、能力を向上させるのも立派な福利厚生です。
保養所
保養所を維持している企業は昔と比べて少なくはなりつつありますが、一時は『福利厚生の代名詞』とも言える存在でした。
割引購入
流通系業界に多いのが自社製品の割引購入権。
制服貸与
ええ?これって福利厚生なの?と思われる方も多いと思うのですが、こちらも立派な福利厚生。社員から徴収する会社もあるのだとか…
車通勤可、駐車場完備
交通費支給の同じような形ですが、現金支給ではないのでこちらに。
引越費用、敷金・礼金の負担
転勤に伴う引越し費用や不動産関係費用の負担です。こちらは全額会社負担が一般的のようです。
社員食堂・食事補助
社員食堂やお弁当の手配、細かいことを挙げれば職場に用意されているコーヒーやお茶も福利厚生の一環です。
託児所・育児・介護サポート
最近都心部の企業で導入が進んでいるのが働く女性をサポートする福利厚生。長く働ける環境づくりも福利厚生の大切な役割です。
医療施設
会社が運営している病院があり、人間ドックや定期検診などを格安で受診することができる。
※一例としてセブン&アイ・ホールディングス(女性が働きやすい会社ランキング3位)の託児所・育児サポートをご紹介させていただきます。
セブン&アイ・ホールディングスでは、店舗で働く育児中の社員のために、休日・祝日に子どもを預けられる「スポット保育」制度を2016年に開始。全国各地のビルの会議室などを使用し、一時的に預けられる場所を提供しています。
福利厚生代行会社が提供する各種サービス
映画の割引チケット、遊園地の補助券、宿泊施設など、いろいろな特典を使えるものです。
有名なのが「ベネフィット・ワン」。あなたの会社でも加入しているかもしれませんね。日常使える割引サービスも多種あります。加入されている会社にお努めの方は、ぜひ確認してみてくださいね。
実はよく知らない「福利厚生」全種類を大公開! まとめ
多くの会社で導入されている福利厚生をご紹介しました。
これ以外にも企業独自のユニークな福利厚生がいろいろとあります。
例えば、
「誕生日手当:誕生日当日の休暇とお小遣い1万円」
「10年表彰:勤続10年のお祝いに休暇と10万円のお祝い金支給」
「デスクの椅子を、候補の中から自分の好きなものを選んで購入してもらえる」
「ペットにも慶弔金を支給する」
「医療費の個人負担分半額補助」
「毎年家族全員分のインフルエンザ予防接種」
などがあります。
上手に利用すれば、生活レベルが向上すること間違いなしのさまざまな福利厚生プラン。
「暇で楽な仕事探し」や「ホワイト企業探し」にプラスして、「なおかつ福利厚生も充実している」転職先が見つけるように、ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考:ホワイト企業って何?
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