残業が少ない仕事の特徴を全部ご紹介!
どんな会社だったら残業が少ないの!?法則を教えて下さい!
「今の会社は残業が多すぎる!」
まだ記憶に新しい電通過労死問題。自殺した高橋まつりさんの自殺直前の惨状時間は認定されているだけで月105時間、実際はもっと長時間だったのではと言われています。「毎日終電、早朝出社、土日も出勤…」そんな環境までではなくとも、自分で出退勤の管理ができない状態は心身ともに辛いですよね。
その一方、「最近の『残業をなくそう』という号令で、強制的に照明やパソコンの電源が落ちて、物理的に残業ができなくなった。しかし仕事は残っている。仕方がないから、自費でPCを用意し、会社近くの喫茶店で業務の続きをしている。今まで通りのほうがよっぽどマシだった…」という声もあります。
人によっては、「残業代コミで生活設計をしているのに、一律禁止になってしまって、辛い。来月の子供の塾代が…」という意見に関しては、家庭のある年代のサラリーマンにとってはうなづける方も多いかもしれませんね。
大切なのは、「自分にとって適度な労働時間・給与・仕事のやりがいのバランス」ということなのかもしれません。
参考:年間休日100日って多いの?少ないの?年間休日の見方をご紹介
まずは世の中の実態を知ろう!
「世の中、どれくらいの人が『残業ゼロ』で帰っているのだろう? 逆に、今の私よりもひどい残業をしている人なんているのかな?」という疑問をもったことはありませんか?
残業に関する調査は、各種出されています。そのうちの一つが、連合(日本労働組合総連合会)が労働者の労働実態(時間)や労働時間に対する考え方、受け止め方を探るために2014年に実施した、「労働時間に関する調査」です。
企業に取ったアンケートと違い、「労働者」に取ったアンケートのため、より実態に即した調査内容であることが期待できます。
それによると、正社員の平均的な1日の労働時間は8.9時間。平均残業時間は役職なしの一般社員が20.5時間/月、課長クラス以上で28.4時間/月という数字です。しかも、実は「正社員のうち、81.4%が月の残業時間は10時間以下」と回答しているのです。月に10時間の残業、ということは、1日に平均すると30分以下。毎日30分程度の残業、というよりは、「月に2,3日、締め日前だけ2,3時間残業することがありますよ」という人が多いということです。
あなたが考えていたよりも、はるかに「残業が少ない会社」のほうが『主流派』ではありませんでしたか?
この調査では、「残業時間12時間以上」は一律で5.7%となっています。この5%強の人たちが、全体の残業時間の平均をぐっと押し上げている形です。
参考:残業のない会社よりも、マトモな残業ができる会社の方が働きやすい!?
その5%に入りたくない!見分けるコツは?
あなたが今いる会社が「激務」であれば、同業他社と呼ばれるあなた会社も同じように「激務」である可能性が高いです。仕事のスタイルが同じであれば、社員に同じような働き方を求めることが多くなります。
転職では、「経験を活かして」という「思い込み」によって、同業他社しか考えない人も多いのですが、「残業が多すぎる」という理由で転職を考えているならば、同業他社を避けるのが鉄則です。
もちろん、中には働き方改革などが成功しているケースもありますが、その場合は実際にその会社で働いている「友人・知人」(ホームページでの広報や紹介会社の説明ではなく)の声で確認をしましょう。
次に、たとえば「営業」という職種を活かして、違う業界にチャレンジする際の見分けポイントです。それが「みなし労働時間制」を取っているかどうか。特に、月給に含まれている「みなし残業時間」が何時間かをチェックして下さい。
一般的には20時間程度のことが多いでしょう。その場合、「毎日15分から1時間はかからないくらいだが、作業がこぼれてしまうことがある。それなら、20時間最初から支給しておけば、労務管理が面倒でない」という理由で「みなし労働時間制」を導入している会社もあります。
その程度であれば、あまり気にしなくてもいい、という方もいらっしゃるかもしれません。目安として、「30時間以上のみなし残業代を含んでいる会社については、相当の残業があると考えてよい」と考えておきましょう。
最後は、先ほどご紹介した「労働時間に関する調査」より、「どのようなことが残業の原因になっていると思うか」についてご紹介します。
注目したいのが最多回答「仕事を分担できるメンバーが少ないこと」53.5%。「店長」「時間帯責任者」など、「そこに1人しかいない職種」はかえがきかないため、残業時間が長くなる傾向があります。
以上3点に注意しながら、企業情報をチェックしてみてくださいね。
サービス残業が横行しているブラック企業に負けないための対処法
その他にもある!残業が少ない仕事の10つの特徴
その他にも残業が少ない仕事には特徴があります。複数に当てはまっているほど、残業が少ない傾向が増しますので、ぜひ参考にしてみてください!
1. シフト制の勤務体制の仕事
2. 余裕をもった人材配置をしている会社
3. 労働組合の影響力が強い会社
4. 離職率が低い会社
5. 業務量が適切な会社
6. 業務分担がしっかりできている会社
7. 会社のトップが残業を減らすことを目標としている会社
8. 終了時間がハッキリとしている仕事(公務員など)
9. 他社との競争が激しくない会社や組織
10. 意味のない定例会議が少ない会社
などの特徴があります。
これらの特徴がある会社は、他の会社と比べて残業時間が明らかに少ない傾向が強いですよ。
残業が少ない仕事の特徴を全部ご紹介! まとめ
残業が少なく、そして自分にとって適度な労働時間・給与・仕事のやりがいのバランスがとれている仕事で働くことこそが、日々の毎日を充実させるために重要です。
ご紹介したように世の中で働いている正社員の81.4%が「月の残業時間は10時間以下」という環境で働いています。
現在、あなたが働いている会社が残業ばかりでプライベートの時間が全く確保できていない方や残業で精神的なストレスが溜まっている方は、残業が少ない仕事で働くことも考えてみてはいかがしょう。
暇で楽な仕事の中には、残業の少ない仕事の特徴に当てはまっている仕事がたくさんあります。
例えば、公務員やごみ収集員、高速道路収受員、大学職員、団体職員、インフラ企業、施設警備員、ビルメンテナンス、マンション管理人、用務員、葬儀会社の宿直勤務、事務員、受付嬢、スクールバス運転手、図書館司書、火葬場職員などです。
残業時間をより少なくするためには、仕事の段取りや優先順位を決めること、時間配分を必ず行うこと、優先順位の低い仕事を残業してまで行わないことなども重要ですが、最も大切なのは働いている会社の雰囲気です!働いている会社や組織自体が残業を少なくしたいという目標を掲げているところであれば、個人がそれほど努力しなくとも残業をあまりしなくても帰れるものなのです!
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