やりたくない仕事で悩み続けるより小さな一歩を踏み出そう

やりたくない仕事で不満を抱えながら働いていても辛いだけ！

世の中の多くの方にとって仕事はいやなもの、つらいもの、生活のために仕方なく働いているもの。しかたなく毎日通勤して、長時間働いて、また帰る、の繰り返し。そんな繰り返しの日々に飽き飽きしている方も少なくないはずです。

今の仕事をやりたくないと思いながら働いていると、仕事を辞めてしまいたいと思いつめるようになることもあります。

また、悩みの状態が深くなると、やりたくない仕事のせいで体調を崩したり、病気になってしまうことも珍しくありません。

やりたくない仕事をどこまで我慢して続ければいいのでしょうか。またやりたくない仕事ではない、もっと自分に向いている適性のある仕事とは何でしょう。

ここではやりたくない仕事で悩み続けている方へ、小さな一歩を踏み出すことで人生をよりよくしていくためのコツをご紹介させていただきます。

やりたくない仕事で不満を抱えてながら働いている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね！

参考：人にはそれぞれの適性がある

　　　油断大敵！ストレスからくる病気

やりたくない仕事でも続けるべき？

日本では昔から「石の上にも三年」と言われて、一つのことを成し遂げるのにある程度の時間は欠かせないと言われてきました。下積みや修行が重視されて、やりがいのある楽しい仕事をするまでに時間が掛かることはごく当たり前でした。

しかし最近は就職してもすぐに辞めてしまう人、転職を繰り返す人が珍しくなくなりました。新卒就職して1年はおろか半年や3ヶ月もしないうちに退職するケースが増えています。

その原因は、やりたくない仕事とわかったらすぐにでも離れてしまうという「合理的」な考え方が多くなってきたからです。イヤな仕事を続けるより、少しでも早く仕事を辞めて次へのチャンスを掴みたい。辛いことより、自分が楽しい仕事がいい、といった意識です。

自分に合わない仕事をずっと続けるのは人生の貴重な時間の無駄遣いです！

やりたくない仕事とわかったのなら、ある程度で見切りを付けて次へのステップを考えるのは、限られた時間を有意義に過ごすために大切なことです。

それでもなぜ仕事を辞めないのか？

しかし、世間の大半の人は、やりたくない仕事でも我慢して続けています。イヤなら辞めればいいのでしょうが、生活のため、家族のためと言い訳をしてやりたくもない仕事をして自分の人生を消耗しているのです。

一生懸命自分を犠牲に仕事をしても、会社が最後まで面倒見てくれるとは限りません。突然リストラされるかもしれませんし、会社自体がなくなってしまうかもしれません。

そんなリスクがあっても、新しい仕事にチャレンジする覚悟がなければ、現状のままずっとイヤな仕事を続けることになります。

どうして世の中にはやりたくない仕事が蔓延しているのでしょうか。やりたくない仕事が生まれる原因をご紹介します。

やりたくない仕事の3つの原因！やりたくない仕事はこうして生まれる

やりたくない仕事の原因は一つではありませんが、少なくとも次の3つにまとめることができます。

・仕事そのものが合わない

人と話すのが好きで営業を希望していたのに、経理に回されて一日中数字とにらめっこ、といったケースです。また、人との付き合いが苦手なのにいきなりセールスの部署に異動になることもよくある話です。

自分の興味や関心、嗜好（しこう）とはかけ離れた仕事では、やる気も湧いてこないもの。そのような自分に合わない仕事でも食べていくためには仕方がないと続けていると、どんどんやりたくない仕事になっていきます。

・人間関係がうまくいっていない

仕事を楽しく続けていくには、仕事そのもののやりがいだけでなく、職場の人間関係が良好であることも重要です。上司と部下、社員同士のコミュニケーションが円滑な会社ほど仕事がしやすく、精神的にも安定して働くことができます。

ただ、仕事である以上、多少の人間関係の悩みはつきものです。まったく違う環境で過ごしてきた人たちが集まっているのが会社です。意見のすれ違いや相手によって相性が合う・合わない、変わった人がいるというのはどうしても出てきます。それでも、上司がリーダーシップを発揮して、うまく社員をまとめているところなら、良好な人間関係のなかで仕事を進められます。

やりたくない仕事になってしまう人は、人間関係で悩んでいるケースがとても多いです。自分に合っている仕事でも上司とそりが合わなくて会社に行くのが辛い、などという話はよく聞く話です。他にも、取引先との関係を築くのが難しくて売上にうまくつながらない、信頼をもらえないことも少なくありません。

やりがいのある仕事なら、自信や誇り、生きがいをもらえるものです。その多くは人間関係の中で認められたり、助けてもらったりするなかで育まれるもの。生きる上で基本的なコミュニケーションが欠けてしまうと、仕事はとたんにやりたくないものに変わっていきます。

・仕事自体に飽きてしまった

どんなにやりがいがあって楽しい仕事でも、長く続けていると飽きてしまうことがあります。たとえば、仕事自体が単調で変化がなかったり、ステップアップしていかなかったり、給料が上がらず評価してもらえなかったりすると、仕事に嫌気がさす原因になりやすいです。

一度仕事に飽きてしまうと、仕事をすること自体がストレスになってしまい、意識を変えることは難しくなります。ストレスが蓄積して体調や気持ちにトラブルを抱えてしまったというケースは少なくありません。

※その他にも、正当な給料がもらえないことや仕事が大変すぎて辛いこと、社風が合わないことなどがやりたくない仕事の原因になります。

やりたくない仕事から脱するためにできる3つの方法

やりたくない仕事を続けるくらいなら、思い切って人生を変えるための行動を起こしてみましょう。

なにも大げさなことをしなくても、日常で小さなチャレンジをするだけでゆっくりと人生は変わっていきます。

・周りの関係者へ相談する

やりたくない仕事でも続けるために、職場の上司や先輩、同僚に相談してよりよい方向へ改善する努力をすれば、仕事の質を変えられるかもしれません。

また、産業カウンセラーやビジネスセミナーで仕事のヒントをもらえれば、仕事に対する姿勢ややりがいを見いだせるきっかけにつながります。

・キャリアアップする

社内で自分が希望する部署に行くために必要な資格を取得したり、知識を身につけて能力を高める努力をすると、やりたい仕事への道が開けることがあります。

・転職・再就職する

社内で変化しようと頑張ってみたもののうまくいかなかったら、仕事を辞めて自分がやりたい仕事を見つける方法を取りましょう。

転職・再就職によって今の仕事より給与や待遇がアップするばかりでなく、やりがいのある仕事を引き寄せられるきっかけが生まれます。

参考：若手社会人が知っておくべき「仕事で感じるうんざり回避法」

　　　キャリアカウンセリングを活用してみよう

　　　転職する・しないを迷ったら「お試し転職活動」をしてみよう

やりたくない仕事で悩み続けるより小さな一歩を踏み出そう　まとめ

やりたくない仕事を嫌々と続けるのは、体も心も疲れさせる原因になります。我慢して働き続けていると、体調を崩したり、病気になってしまうことも珍しくありません。

やりたくない仕事の3つの原因に当てはまっている方は、現状の辛い状態をいち早く変化させるためにも、ご紹介したやりたくない仕事から脱するためにできる3つの方法を参考に行動を起こしていきましょう。

誰しも一度や二度の失敗はあります。やりたくない仕事で苦しみ、悩み続けるよりも、日常でできる小さな行動を積み重ねて、やりがいのある仕事をつかみ取ってくださいね！

参考：やりたい暇で楽な仕事の見つけ方

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