火葬場職員
火葬場職員ってどういう仕事なの?
普段馴染みのない「火葬場」。
火葬だけを行なうところや祭礼も一貫して請け負うところなど、火葬場といってもさまざまです。
以下で、火葬場職員の詳しい内容についてご紹介させていただきます。
▼火葬場の多くは、市町村が主体となって運営されています。
火葬場は基本的には公的施設になります。市町村運営施設の場合、職員は公務員「技能職」として採用されます。ただし、火葬場によってはその運営を市町村から委託を受けた民間会社が行なっている場合があり、その民間会社に就職することで職員となるケースもあります。
▼日本でいちばん有名な民間会社が東京都にあります。
火葬場には規制があり、民間会社が参入している地域は全国でも少数です。そのなかでも有名なのが民間会社として火葬場を経営している東京博善株式会社。東京都で6箇所(町屋、落合、桐ヶ谷、四ツ木、堀之内、代々幡)の斎場をあわせて運営しています。
働かれている年代は、20代から60代までの男性が主に活躍されています。
勤務形態は、主に正社員や契約社員として働きます。
勤務時間帯や休みは各火葬場によって異なりますが、交代制で休みや休日をとるところが一般的です。(ただし友引の日はお休みになります。)
火葬場職員として働くことができれば、離職率が非常に低いことや非営利団体であること、残業や急な出勤はほぼないこと、安定した賃金がもらえることできることなどのメリットを享受することができます。
火葬場という役割上、郊外に火葬場がある場合がほとんどです。車通勤がメインとなりますが、もちろん駐車場は完備されています。
火葬技師を含め、仕事中は制服を着用します。ご遺族の方と接する時間もありますが、マニュアルに沿った対応をする場合がほとんどです。
火葬場の仕事は、営利追求をする仕事ではないため、淡々と働くことが得意な方に向いています。
暇で楽な火葬場職員という点では、仕事内容よりも1日の受け入れ件数や炉の数によって忙しさが変わってきます。人口の割に火葬場の多いエリアや過疎地の火葬場などは、1日の稼働が少ないところが多く、暇で楽な火葬場職員として働くことが可能です。
アベノミクスによる雇用環境の改善により、火葬場職員の求人も急増しています。主に転職サイトに掲載されているため、ぜひ登録をして確認をしてみてください!
暇で楽な火葬場職員の1日の流れ
火葬場職員のなかで最も人数が多いのは「火葬技師」という仕事です。文字通り、「火葬」の現場で、機材をコントロールし、ご遺体を焼く仕事を担当します。
◆8:30~
・出社。
今日のスケジュールを確認し、滞りがないように準備をする。
◆9:00~ 一番釜スタート
ご遺体を一組ずつ順次お見送りしていく。
これを1日数組くりかえします。
◆12:00~13:00
・交代で昼食タイム 担当するお棺の合間で火葬技師が交代で休憩をとります。
◆13:00~
・午後の予定通り、一組ずつ順次お見送りしていく。
◆15:00~
・火葬場によっても異なりますが、その日の最終釜は15時までに設定されているところがほとんどです。
◆16:00
・本日の業務終了。残業はほとんどありません
暇で楽な火葬場職員の賃金など
年収(正社員) 火葬職員:350万円から700万円程度
契約社員 日給8500円~12000円程度
給与の目安 月収19万円~38万円程度(正社員)
勤務体系 休日は基本的に友引+交代制
暇で楽な火葬場職員の魅力的なところ
◎残業がほとんどない
スケジュールが決まっているため、残業がほとんどありません。むしろ、ご遺体がなければ定時よりも早く帰れる日もあります。
◎転勤がほとんどない
一部、火葬場の運営を広く請け負う会社に入社した場合は県内程度で異動があることもありますが、多くの火葬場では転勤はありません。
◎仕事終わりには入浴してから帰宅できる
ご遺体のそばで焼き終えるまで見守る作業もあります。火葬場内には職員用の浴場が用意されており、入浴してから帰宅することができます。
◎対外コミュニケーションをとる必要はあまりなし
ご遺体をきれいに焼くことについては技術が必要ですが、ご遺族はじめ参列者の方と密なコミュニケーションをとることはありません。一連の流れが決まっており、それに沿って粛々とすすみます。
暇で楽な火葬場職員の職場
1日の受け入れ件数が少ない火葬場や人口の割に火葬場が多い地域の火葬場
暇で楽な火葬場職員のときにキツいと感じるところ
昔ながらの縁故採用も多い、「閉鎖された空間」であることが多い火葬場。
地域によっては、仕事終わりの入浴場では「先輩社員優先!」などの上下関係が厳しいところもあります。最近は若手社員の採用に力を入れているところもあるので、職員の年齢構成などを確認してみましょう。
暇で楽な火葬場職員に向いている人の特徴
小さい扉を開けてご遺体の経過を観察し、きれいに焼けるように棒でご遺体を動かしたりすることがあります。また、その際ににおいが服につくこともあります。その行為に対して抵抗感や怖さを極度に感じるひとには向いていないでしょう。
頭で考えているのと、実際に感じることは違うことがあるため、火葬場によっては採用選考時に実際の職場体験をして、そのあたりを確認することもあります。
そこがクリアできた方、厳粛な儀式を執り行うという責任感のある方に火葬場職員は向いています!
火葬場職員として一組のご遺体をお見送りする流れ
1. お柩をお迎えします。棺運搬車と呼ばれる専用の荷車でお柩を炉前ホールに移動します。
時にご遺族・参列者もホールへ誘導し、ご遺影やお位牌などをお預かりして所定の位置に配置します。
2. 火葬許可証をお預かりして確認、火葬台帳に書き写します。
3. 読経や焼香などの最後のお別れが済んだら、お柩を火葬炉におさめ、火葬を開始します。
火葬場によっては喪主に点火スイッチをご案内します。
4. 収骨予定時間のご案内、待合室をご案内します。
5. 釜の様子を見ながら、火力の調節をします。およそ一体のご遺体が焼きあがるまで、30分~40分ほどかかります。
6. 終了したら、収骨室にご遺族・参列者をご案内します。火葬場によっては、炉から出すところから喪主に確認して頂く場合もあります。
7. 収骨の作法をご遺族・参列者ご案内していきます。足から順番におさめていくこと、二人一組で行なう「橋渡し」、喉仏の骨についてなど、マニュアルに決められているご案内です。
8. 収骨後の骨壷をお包みし、火葬済みの証印をした火葬許可証を喪主にお返しします。
9. ご遺骨とご遺族のお帰りを見送ります。
暇で楽な火葬場職員の求人情報はどこで探せばいいの?
ハローワークや転職サイトへ問い合わせをしてみましょう。
縁故採用を除き、正職員や臨時職員、契約社員は「ハローワーク」や「転職サイト」を使って求人募集が行なわれることがほとんどです。
なお、「斎場スタッフ」として募集されることもありますが、「斎場」と「火葬場」は異なりますので注意が必要です。
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
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