大学職員
大学職員ってどういう仕事なの?
大学職員とは、各大学の運営を支えるために様々なサポートをするのがメインの仕事です。
大学生へ進路指導することや快適な大学生活を送るためサポート、大学内の経理事務、総務関係全般、入試全般、研究支援、人事関係、研究活動の間接的なサポートなど多岐にわたります。近年では留学生も増加傾向にあり受け入れのための土壌づくりや、交換留学生を確保するため海外の大学へ交渉に行く仕事もあり担当業務によってはグローバルな活躍も可能です。
また、全国の高校などを飛び回り大学説明会を開催するなどコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が高い人が活躍する部署もたくさんあります。
大学職員に向いている方は、デスクワークが好きな方やコミュニケーション能力が高い方です。
大学職員の勤務形態は、国公立大学や私立大学、短大、大学の付属の研究所、大学の付属の病院に所属して主に正社員として働きます。
大学職員として働いている年代は、20代~60代までと幅広い年代の男女が働いています。定着率が非常に高く、産休や育休、介護休暇、看護休暇なども習得しやすい環境が整っている大学が多いです。
大学職員の勤務時間帯は、AM9時前後~PM17時までの職場が比較的多いのが特徴です。精神的に楽な部署も多く、会議などの特別な用事がない限り定時に帰ることができるため、余暇の時間を充実させたり、趣味活動を充実させたりすることも可能です。
大学職員は、国家公務員や地方公務員並みに安定した職業のため安定志向を求める人におすすめの仕事です。特に国公立大学や有名私大の大学職員になることができれば、公務員よりも楽で安定しているといっても過言ではありません。給料も、大手企業よりも高額なためゆとりある生活をすることもできます。
大学によっては派遣留学(国内留学制度や海外留学制度など)や研修制度も整っており、職員として働きながらさらなる学習をすることも可能です。
大学職員は、暇で楽な仕事の中でもトップクラスにおすすめの仕事です。学歴や経験、年齢など応募条件に合致している方は、ぜひ大学職員という仕事に就職されることをおすすめします!
暇で楽な大学職員 の1日の流れ
◆08:30~
・勤務開始
・メールチェックやスケジュールの確認
◆09:00~
・資料作成
会議用の配布資料を作成。作成後は修正や追加箇所がないか上司に確認してもらう
◆12:00~
・昼休憩(学食を利用して昼ごはんを食べたり、仲の良い大学職員同士で近所の定食屋へ食べに行ったりする。)
◆13:00~
・外部機関との打合せ
教員と説明内容や配布資料の段取りについて打ち合わせをする
◆15:00~
・教員会議の準備
◆17:00~
・後片付けをしながら、翌日以降の仕事のスケジュールなどの確認をする
◆17:15~
・勤務終了
暇で楽な大学職員の賃金など
年収(正社員) 500万円から1300万円程度
給与の目安 月収28万円~70万円程度(正社員)
勤務体系 昼間勤務
生涯賃金 国立大学職員 退職金も含め約2億5000万円~3億円
私立大学職員 退職金も含め約3億円~4億円
参考例(40歳後半~50歳における各私立大学の大学職員の平均年収)
早稲田大学(約1100万円)、慶応義塾大学(約950万円)、明治大学(約1200万円)、中央大学(約1200万円)、立教大学(約1150万円)、法政大学(約1050万円)、関西大学(約1200万円)、同志社大学(約1100万円)、立命館大学(約1000万円)、関西学院大学(約1000万円)などです。
偏差値の高い私立大学ほど経営状態も安定しており、年収も高い傾向が強いです。
暇で楽な大学職員の魅力的なところ
会議などがない限り定時に帰れる。病欠や有給が認められるケースが多い。
アフター5を利用して勉強や遊び、趣味など様々なことができる。ノルマがない。
人生安泰だと考えている人が多く焦りがないため比較的自分のペースで仕事ができる。
給料が非常に高い。年功序列・終身雇用を頑なに守っているところが多い。
私立有名大学などは公務員より安定性が高い。
福利厚生も民間企業などと比べて充実しているところが多い。
働いている人が穏やかな人が多い。休みが多い。好不景気関係なし。総じて居心地が良い。夏休みも長い。(ライフ・ワーク・バランスが充実している仕事。)
有能な教授や若手の研究者、優秀な大学生と日々接することができるため、刺激を受ける機会の多い仕事。
座った状態で仕事をする機会が多いので、精神的にも肉体的にも楽。
リストラや倒産などの不測の事態もほとんどない。
有名大学の大学職員になることができれば、名刺力が抜群、権限や予算も大きい。
1日中冷暖房完備の場所で働くことができる機会が多い仕事。
退職金を含む生涯賃金の平均は、2億5000万円~4億円と他の仕事と比べて高い。
長期的な休暇も取りやすいため、旅行に行ったり、趣味活動を充実させたり、家族との時間を大切にしたりすることができる。
定年まで勤めることができれば、公務員以上の退職金も期待することができる。
学生の大事な学びの期間に携わることができるため、多くの学生から感謝される仕事。
他の暇で楽な仕事と比べても社会的地位が高い。
語学力(英会話など)を活かすことができる仕事。
有給休暇習得率が他の仕事と比べて高い。
暇で楽な大学職員の職場
国公立と私大では年収が大きく違うので有名私立大学の私大がおすすめ
暇で楽な大学職員の部署
大学職員の暇で楽な部署としておすすめなのが、教務系の部署(大学側が重視しているため職員数が多く一人あたりの仕事量が少ない)や大学図書館内での勤務です。
逆に比較的忙しい部署は、法人に関わる部署や入試広報系部署です。近年では、法人向けの営業(寄付募集や産学連携など)もしなければなりません。また、少子化に伴い大学間の競争も激化しつつあります。そのため入試広報系部署は責任も重く、忙しい傾向が強いのです。
時に大学職員のキツイと感じるところ
無名私立大学だと学生がなかなか集まらなく昇給などがかなり低い。
大学の教授や准教授などと接することが多い部署に配属されると小間使い扱いされることがある。モンスターペアレントの対応をしなければならないこともある。
人気がある職業なので就職が難しい。国公立と私立では年収が大きく違う。
仕事上接する関係者のレベルが高いため、常に一定以上の勉強が必要。
経営が安定していない私立大学(偏差値がかなり低い大学や学生の応募者数が年々減少している大学など)の場合、少子化の波に打ち勝てない可能性がある。
様々な世代の人と接する機会の多い仕事であるため、コミュニケーション能力がないと精神的に辛くなる。
大学への入試が始まる1月~履修登録が完了する4月までの期間は、他の時期と比べると忙しい。
大学職員の就職先を探すコツ
同じことをしていては他の人と差をつけることはできません。
いかに他の人と違う付加価値を出せるかが就職活動にとっては重要です。
皆さんが行っている、自分の卒業大学の求人情報を調べるとか気になる大学の求人情報を調べるだけでは就職活動の内容として不十分です。
就職先を探すコツを有効活用して、他の人よりも優位な状況で就職活動に取り組みましょう!
まさか転職サイトみたいな民間の求人サイトにはないだろう?と思われがちですが、実際には間違いなく定期的に複数の大学職員が掲載されています。
【掲載されている大学の一例】
関西医科大学や関西大学、京都大学、明治大学、上智大学、帝京大学、近畿大学、国際教養大学、広島大学、立命館大学、東洋大学、名古屋市立大学、茨城大学、東京音楽大学、日本医療化学大学、静岡県公立大学法人、昭和女子大学、順天堂大学、京都看護大学など
2.大学職員とそのままの言葉で検索しない。
インターネットで求人先を探す場合、グーグルなどの検索サイトを利用してキーワードを入力すると思うのですが、大学職員とそのまま入力してはいけません。『大学』『職員』とスペースを入れて分けて検索してみてください。大学職員だとかなり求人数が少ないのですが、『大学』『職員』とキーワードを分けて入力することによって学校系やマイナーな大学職員や事務員などを検索する事ができます。
検索テクニックも就職活動に必要不可欠の能力です。検索できるか、検索できないかで 今後の人生を決めてしまう場合も十分考えられます。賢い検索テクニックをマスターしてください!
この2つコツ、ぜひお試しください!
大学職員へ転職・再就職するために最も重視されること
大学職員への転職・再就職の場合、最も重視されるのはこれまでの職歴です。社会人経験がある方であれば、面接官の質問も業務経験に関するものが多くなり、学生時代のことは質問されることは少なくなります。
銀行出身者や大学職員からの転職者、大手企業からの転職者は応募時に有利になる場合が多いです。しかし、近年では特別扱いも少なくなりつつあるため、実力や経歴次第で大学職員になることは十分に可能です!
※その他には、語学系の資格もアピール材料になります。TOEIC800点クラスの実力があれば、国際的に通用する人材として強くアピールすることができるでしょう。
各大学は、少子化に伴う大学間の競争化に勝ち残るために国際化の推進化を行っています。そのためアメリカやヨーロッパ、中国、インド、東南アジア圏などから優秀な学生を留学させて大学の価値を向上させているのです。
語学堪能な方であれば、大学職員として即戦力になることも可能です!
暇で楽な大学職員になるためにも高倍率は気にしてはいけない!
大学職員は、暇で楽、年収も高いという誰でも憧れる三拍子揃っている夢の職業です。もちろん上司などの運不運もありますが退職率も低くホワイトカラーの中でもトップクラスのホワイト企業です。なお契約社員や派遣社員、パートなども少数ですが募集しています。
応募倍率が高いから無理だと思いがちですが、半分くらいの受験者は明らかに「落ちるだろう」という人も多いものです。実際、書類審査や一次面接の段階で半分以下まで絶対評価(一定以上のレベルに達しているか否かの選別)により受験者数は減少します。そのため発表されている数字(求人倍率)ほどの厳しさは公務員試験と同様にありません。本当の戦いは、受験者数の中のほんの一握り、若干名との優劣で決まる場合がほとんどなのです。そのため単に競争倍率だけを見てあきらめるのではなく、ぜひ色々な大学に受験して採用を勝ち取ってください!!
大学職員は、転職サイトや転職エージェントに定期的に募集があります。
優良情報を見逃さないためにも、転職サイトや転職エージェントに登録して優良情報を逃さないようにしてください!
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
1位 リクナビNEXT
- リクルートが運営しており転職者の80%が利用する怪物サイト
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会員数 | 670万人 | 週更新 | 1,900件以上 |
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対応エリア | 全国 | サービス | スカウト等 |
会員の2人に1人が利用しているスカウトサービスも大きな魅力!プライベートオファー機能へ経歴を登録しておけば、目的の会社や提携エージェントから個別オファーを受け取れます。
2位
はたらいく
- リクルートが運営する『地域密着をテーマとした転職サイト!』
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会員数 | - | 週更新 | 700件以上 |
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対応エリア | 全国 | サポート | スカウト等 |
3位 JAIC
- 既卒、第二新卒、大学中退、フリーター、ニートの強い味方!

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会員数 | 7万人 | 求人件数 | 60,000件 |
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対応エリア | 全国 | サービス | 高い内定率 |
転職エージェント
1位 リクルートエージェント
- 転職成功実績 業界No1!累計約35万人以上の転職実績!!
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会員数 | 45万人 | 求人件数 | 170,000件 |
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対応エリア | 全国 | 特徴 | ダントツNo1 |
2位 パソナキャリア
- パソナキャリア経由で転職した方の67.2%以上が年収アップ
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会員数 | 25万人 | 求人件数 | 25,000件 |
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対応エリア | 全国 | 特徴 | 非公開求人 |