ルート配送

ルート配送ってどういう仕事なの？

毎日コンビニエンスストアやスーパーに品物が並んでいるのも、工場が24時間稼働できるのも、原材料や商品を毎日同じ時間に配送してくれる「物流」が動いているから。

「ルート配送」はその名の通り、「毎日同じルートを通ってものを配送する仕事」です。

ルート配送は、「同じ道を通って、同じ品物を配送する」のが基本なため、一度覚えてしまえばルーティーンで仕事に取り組むことができます。地図を見ながら知らない道を通る必要もなく、初対面の人とコミュニケーションをとる必要もないので気楽な気分で運転をすることができます。

働かれている年代は、20代から60代までと幅広い年代の方が活躍されています。転職求人倍率の増加に伴い、ルート配送の求人募集も増加の一途をたどっています。

勤務形態は、主に正社員や契約社員、アルバイトとして働きます。

勤務時間帯や休みは、働き先によって大きく異なります。

ルート配送を行っている会社の多くは幹線道路にほど近い郊外の倉庫街、工場地帯に会社があります。東京・大阪・名古屋など大都市近郊なら駅から徒歩１５分程度の徒歩通勤圏内でも職場を見つけることができるため、「運転免許はあるけど車は持っていない」という方でも通勤は大丈夫。

一日の大半を過ごす「職場」であるトラックは、昼勤務・夜勤務のようなシフト制の会社でなければ「何となく〇さんはいつも２号車を使う」といった感じで、座席にクッションを置いたり好きな香りを置いたりと、「マイスペース」を作る楽しみもあります。

ルート配送は、実際に利用された方の口コミや評判を元に選定した当サイトおすすめの転職サイトや転職エージェントで求人募集が行われています。人生の転機である転職に失敗しないためにも、働きやすい求人先が豊富に掲載されている転職支援サイトへ登録して転職活動をすすめていきましょう！

ルート配送

暇で楽なルート配送スタッフの1日の流れ

◆7：00～　

・マイカーで出勤。社員ひとりひとりに用意されている駐車スペースへ車を停める。

・支給されている作業服を着用して、帽子をかぶったらまずはアルコールチェック。

・担当するコースはAルートとBルートを毎日交互に担当。今日はAルートなので、Aルート用のチェックシートを受け取る。

◆7：30～

倉庫からAルートのお客様用の資材をピックアップ。資材のピックアップを手伝ってくれるアルバイトと二人でチェックし合いながら行う。

◆9：00～

・配送に出発。今日の担当は20件、近い店舗ばかりなので走行距離は全部あわせても50キロ程度。普通免許で運転できる2ｔトラックで出発。

◆10：00～

・お店の裏口をあけて、「こんにちはー本日分ココへ置いときますね～サインお願いしますー」と声をかけながら、順次配送を行っていく。

◆12：00～

・車を停めやすい店で昼食。お気に入りのラーメン屋を日替わりで回るのが最近の楽しみ。

◆15：30

・配送完了後、帰社してトラックの業務日報にサイン。明日の配送資材の確認と、お客さんからの追加配送の依頼を営業に伝えておく。

◆16：00

本日の業務終了。

出社は早いが帰宅も早い。高速道路に乗るような遠方にもいかないため、道路が混んでいて帰宅が大幅に遅れるということもほとんどなし。仕事終わりに趣味のボルダリングジムへ毎日寄って帰るのが今の楽しみ。

暇で楽なルート配送スタッフの賃金など

年収（正社員）

300万円から560万円程度＋残業代）

年収（契約社員）

200万円から280万円程度＋歩合給

勤務体系

日勤のみのところ、夜勤もあるところ、勤務時間を選ぶことができる会社が増えています。さらに、勤務時間を細かく設定している会社も。

勤務時間の例

◆6：00～15：00◆6：30～15：30◆7：00～16：00◆7：30～16：30◆8：00～17：00

暇で楽なルート配送の魅力的なところ

▼職種未経験だけでなく、社会人未経験もOK!

ずっとフリーターだった、資格試験の浪人をしていて履歴書上では単なるニート…という方でも問題ありません。応募資格は「運転免許」だけです。もちろん、中型免許・大型免許があればさらに条件のよい会社に応募することも可能。

▼資格取得支援がある

中型免許、大型免許、フォークリフトなどの資格取得支援がある会社が珍しくありません。中型免許の教習所費用は２０万円以上かかりますから、その負担を会社でしてくれるのはうれしいですね。

▼時間外手当がバッチリでる

とにかく稼ぎたい！という方も、残業手当、時間外手当がしっかり支給されるため、自分の希望次第で働く量をコントロールできる会社がたくさんあります。

▼社員間の競争がないので、雰囲気がのんびりしており、いい人が多い

ルート配送を中心に、最近は女性ドライバーも増加中。さらに、定年延長で60代ドライバーも珍しくありません。「運転中はのんびり自分のペースで動ける」「社員の人も、ほかのドライバーも競争するとかないし、助け合っている感じ」など、人間関係に悩むことは少ないです。

暇で楽なルート配送スタッフの職場

扱う荷物が小さくて、軽い物が多い運送会社

暇で楽なルート配送スタッフのときにキツいと感じるところ

「時間通りに、注文通りのものをお届けする」のがミッションのルート配送。事故渋滞で通行止めになったりする長距離輸送よりも渋滞に巻き込まれて遅延する可能性は低いですが、ゼロではありません。

また、大雪や台風のような極端な悪天候でも輸送をとめることはできません。慣れない雪道の運転をすることになった…というような大変さを感じることも。

暇で楽なルート配送スタッフに向いている人の特徴

・ひとりで仕事をするのが気楽な人。
・室内でじっとパソコンに向かうような仕事よりも、外に出るほうが好きな人。
・車を運転することが好きな人。
・ノルマがない仕事で働きたい人。
・難しいことを考えないで、気楽な気分で働きたい人。

暇で楽なルート配送スタッフは、「軽い荷物を扱う会社」

ルート配送に限らず、ドライバーの職種の人が「限界」を感じるのが重量のある荷物を扱い続け、体を痛めたり、年齢的につらく感じたりするときです。

その点、軽い荷物を扱うことが決まっていたり、荷物自体は重いけれども荷物の乗せ降ろしはフォークリフトで行なう会社であればドライバーの体の負担はとても少なくなります。

募集の際、「荷物が軽量」「女性ドライバーも多数活躍！」といった記載がある会社は体力的な負担が軽い会社が多いです。ドライバー職が初心者の方は、「なにを運ぶのか」という点に注目して働き先を選んでいきましょう！

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