ごみ収集者

ごみ収集者で働くってどういう仕事をするの？

ごみ収集者の仕事内容は、公営や民間の清掃会社に雇用されて、可燃ごみや不燃ごみ、リサイクル用品、ダンボール、ペットボトル、瓶、資源ごみなどのごみを各家庭や団地、マンションなどへごみ収集車を利用してごみ収集をする仕事です。各家庭や企業などから収集したごみは、ごみ毎にひとまとめし、廃棄物処理場や埋立て処分場へダンプカーやごみ収集車を利用して運搬します。

各家庭のごみなどの一般廃棄物の場合、ごみ回収のルートが決まっているため、ごみ回収のルートも覚えることができますし、仕事も慣れればすぐに楽になります。一般的にごみ収集車には、運転手のほか1～2名のごみ収集者が乗っていき、受け持ちの地域をまわります。人力によるごみ収集車へのごみの回収もありますが、男性であればそれほど支障なく作業ができます。

前述の一般廃棄物運搬の他にも、産業廃棄物運搬（企業や工場から廃棄されるごみ）を専門にしている清掃会社もあります。産業廃棄物のごみは、機械を用いて回収、運搬をするため安全に作業することができます。

ごみ収集者の仕事は、自治体が直営で行う場合と民間業者に委託する場合があり、近年では民間業者に委託する割合が増えています。

大阪市や京都市などのごみの収集者は、自治体が独自で行っているため公務員になってごみ収集を行いたい人はぜひチェックしてみてください！

ごみ収集者になるためには、自動車をするために必要な普通自動車免許の資格が必須のところが多いため事前に習得しておくとよいでしょう。

勤務形態は、公務員になるか清掃会社に所属して正社員や契約社員として働く場合があります。

勤務時間帯は、朝8時から夕方17時勤務までが一般的です。ごみ収集自体は大体が昼過ぎまでには片付く場合が多いため、昼からは暇で楽な時間を満喫することができます。残業もほとんどないため、趣味の時間や家族の時間も大切にできます。

民間企業に属するごみ収集作業員は、昼間の時間帯は他の雑務と兼用している場合が多いですが、大阪や京都市などの自治体所属の公務員である場合、中抜けといって一旦帰宅して、就労時間終了後に再び出社する場合もあります。

最近では、各自治体のゴミ分別の制度が整ってきているため以前と比べてもゴミの臭いも少なくなり、それほど汚い仕事ではなくなってきました。

なぜなら各自治体では、市町村の全世帯に「ゴミの出し方」のパンフレットを配って「燃えるごみ」「燃やせないごみ」「資源ごみ」などのごみの分別を促しているからです。そのためごみ収集車に巻き込まれることさえ注意していれば、肉体的にも精神的にも楽な状態で働くことができます。

ごみ収集者の仕事は、他の職業と比べても人間関係の煩わしさが少なく、ストレスを感じることが少ない職業です。時間に追われることもなく、突然仕事がなくなることはほぼないため、日々淡々と業務を行うこともできます。

経験や年齢制限もない求人募集が多いため、興味のある方は気軽に転職サイトや転職エージェントから応募してみてはいかがでしょう。

ごみ収集作業員の転職求人を探すコツは、ごみ収集作業員、一般廃棄物運搬業、じんかい収受作業員、ごみ処理場、ごみ焼却場で転職サイトもしくはWEB検索をして求人を探すと比較的多くの案件（転職求人）が見つかりますよ！

gomi

暇で楽なごみ収集者の1日の流れ

◆08：00～

・会社到着

（出勤時間やその日の体調、アルコールチェックを報告するため点呼を受ける）

◆08：20～　

・この日のごみ収集のルートの指示を受け、ゴミ収集車の出発の準備をする。

◆08：30～　各家庭やマンションをルートに従って回る

・不燃ごみを回収する曜日なので、ごみも臭くなく軽いので作業も楽。

（ポンプが作動するか？圧力は正常か？をチェックします）

◆11：30～　

・帰社

本日の収集業務が終了。戻ってきたことを配車担当に伝える。）

◆11：45～　昼休憩

11:45～13:00まで昼食タイム。同僚と世間話やテレビを見たりするなどリラックスタイム。

◆13：00～

・収集が終わった地域へ、収集忘れがないか車で見て回ります。

◆14：00～

・昼の休憩タイム

30分程度お茶菓子をつまみにコミュニケーションタイム。

◆14：30～

・一般廃棄物や産業廃棄物などのごみの仕分け作業。

ごみをまとめ廃棄物処理場や埋立て処分場へゴミを持っていく。

◆16：15～

・帰社

配送係へ戻ってきたことを報告。

ゴミ収集車の道具の整理や洗車、メンテナンスなどを行う。

運転日報に今日の輸送報告を記入。そして、明日のごみ収集予定を確認。

16：40

・退社

暇で楽なごみ収集者の賃金など

年収（正社員）　　300万円から900万円程度

給与の目安　　　　月収18万円～50万円程度（正社員）

勤務体系　　　　　昼間勤務のみ

大阪市や京都市など関西圏の自治体では、ごみ収集員は高給かつ暇で楽な仕事として日々を満喫しています。平均年収も650万円以上あるためゆとりある生活をおくることができるのです。

一番よい時代を過ごしてきたごみ収集員の一部の方は、公務員試験をすることなく公務員になることができました。公務員となった後は、年収1000万円以上もらいながら中抜けをしてプールに行ったり、スポーツジムに行ったり、昼寝をしたりしていたのです。（今はそこまでは難しいです。）

民間のごみ収集員であっても、拘束時間の割に高給な会社が多いため転職先として一押しできます。そのため優良な求人情報を見逃さないようにしてください！

暇で楽なごみ収集者の魅力的なところ

公務員のごみ収集者になることができれば、高額の年収は確約されリストラも一切なし。

勤務時間中に風呂に入ることができる清掃会社もある。

年休や休みが他の業種よりも取れる。早い時間に帰宅することができる。

シンプルな仕事なので誰でもすぐに覚えることができる。

ゴミ分別が自治体によって徹底されているため匂いは少なくなってきている。

特別なスキルはいらない。残業はほぼなし。人に感謝される仕事。

中途採用でも転職・再就職がしやすい職種。

様々な世代の同僚と知り合うことができる仕事。

営業ノルマがない。好不景気の影響がない。突然のリストラもほぼない。

人に役立つ仕事のためやりがいを感じながら仕事をすることができる。

実働時間に比べて給料が高いところが多い。

アルバイトや派遣社員などの非正規雇用の採用でも、待遇が良い勤務先が多い。

ごみ処理場やごみ焼却場の維持管理を行っている会社に採用後、同地域内のごみ収集者に配属される場合もある。

ごみ収集は午前中に終了し、それ以降の勤務時間については大型のごみ収集などを行う当番以外は、緊急時（ほとんどない）に備えて待機しているだけのごみ収集員もいる。

他の仕事と比べると群を抜いて定着率が高い。（ごみ収集員の仕事の定着率は、97％！一度職についたら辞める人はほぼいません。）

ごみ収集者の暇で楽な職場

大阪市や京都市、東京都などの公務員のごみ収集者。

ごみ収集者の時にキツイと感じるところ

上下関係が厳しい清掃会社もある。

早朝から市街地や繁華街などのごみ収集を行うため、出勤時間が比較的早い職場が多い。

ごみ収集車への乗り降りにより、腰や膝、足を痛めることがある。

夏場や冬場は、現場職なので寒暖の差を感じる。

ごみによっては、匂いがキツイものや危険なものもある。

ごみを回収する道順や作業手順が決まっているため、慣れるまでは少し大変。

繁華街やオフィス街などのごみの量が多い管轄に配属されると忙しい場合がある。

天候にかかわらず仕事をしなければならない。

様々なゴミを収集しなければならないので一定以上の体力が求められる。

年々民間委託が増えてきている。

ごみ収集車の仕組みを知っておこう

① ごみを内側にかきこむ。

② おしこみ板がごみをさらに奥へおしこむ。

ごみ収集車は、たくさんのごみを集めることができるように、ごみを奥に奥にと押しこむ仕組みになっています。ごみ収集車（2tトラック）を満車にするためには、45リットルのごみ袋850～900袋分の容量が必要になります。そのため一度に大量の一般廃棄物を回収することができるのです。

高性能のごみ収集車のおかげで何度もごみ焼却施設を往復する必要がないため、気楽な気分で仕事をすることができますよ！

暇で楽なゴミ収集者になるためのポイント

大阪市や京都市などのごみ収集者になることができれば、年収も高額で休みも多く、福利厚生も充実していて本当に楽です。

大阪市や京都市以外の公務員のごみ収集者もおすすめですが、民間の清掃会社に所属するごみ収集者でも、待遇面は他の民間の職業と比べても高給が多くかなり恵まれているといえるでしょう。

ごみ収集者の経験者談によると、匂いは仕事に慣れればそれほど気にならなくなるそうです！

また、高性能なごみ焼却施設では、ごみ回収後に分別をしなくても一度に全てを焼却することができます。

そのためごみ回収後の分別作業は、昔と比べて圧倒的に少なくなり、楽になりました。

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