学校事務

学校事務で働くってどういう仕事をするの？

学校事務の仕事は、私立や国公立の小学校や中学校、高校、各市町村の教育委員会、予備校などの塾に所属して、学校運営に関する業務全般の仕事を行います。

仕事内容は、総務関係や人事関係、学校財務、学校職員や学校事務員、学校教員、学校用務員などの福利厚生全般などの業務を行います。

具体的には、学校関係者の給与関係の仕事や有給休暇の受理や勤務表の作成、学校関係者の出張管理、学校に届く郵便物や宅配便の受理や保管業務、学校施設の維持管理業務、学校運営に関わる物品の購入や修理の対応、学生からの学費の納入確認と滞納者への催促、入学試験の準備や会場予約、生徒手帳の発行や再発行手続き、学校運営に関わる収支管理、各種印鑑管理、学校に関わる電話対応、先生の相談相手、学生の保護者対応、ＰＴＡ関係など多岐にわたります。

学校事務は、福利厚生が充実しており女性でも働きやすいと評判の仕事です。結婚や出産、育児などの休まなければならないときにも、年休や育児休暇を利用して休むことができるため安心して働くことができます。

特に学校の図書館や本に関わる学校事務になることができれば、ほぼ1日中図書室にいることができるため暇で楽な気分を味わうことができます。

仕事の内容も、落ち着いて対応すればできるものばかりなのでマイペースで仕事をしたいという方にもおすすめできる仕事です。慣れてくればルーティーン業務も多いため、暇で楽な時間を確保しやすいのも特徴の一つです。

さらに公務員系の学校事務の場合は、賃金も年功序列で上がっていくため安定志向の方へも魅力的な仕事といえるでしょう。

働かれている年代は、20代から60代までの方と幅広い活躍が目立つ業界です。近年はアベノミクスなどのによる経済政策の結果、私立の小学校や中学校、高校、専門学校、塾などの学校事務の求人も増加傾向にあります。

勤務形態は、正社員や契約社員、派遣社員、アルバイト、パートとして働きます。

勤務時間帯は、昼間の日勤勤務です。休みは、基本的に土・日曜日休みです。学生や生徒が夏休みや冬休み、春休みの時には長期連休も取ることも可能なので旅行好きな方にも学校事務はおすすめできる職業です。

学校事務は、忙しい時期（2月から4月の入試や卒業式の時期、入学式の時期）と忙しくない時期にはっきり区別されるためメリハリよく働くことができる人にもおすすめできます。

生徒や教職員、他校の関係者、PTA関係者など様々な学校関係者と触れ合う機会があるため、人と接することが大好きで学生や生徒の成長を感じることが好きな人にとっては、学校事務という職業は天職といえるでしょう。

暇で楽な学校事務の1日の流れ

◆08：30～

・学校へ到着
（学校の先生や校長、教頭などに朝の挨拶をする）

・新聞を読んで世間の情報を知る。

◆08：50～

・始業時間

・出勤簿へ判子を押す。

・メールチェックやSNSの確認、郵送された印刷物の確認。

◆09：00～

・学校で使用する物品の購入準備と確認作業をする。

◆10：30～

・先生に支払う給料の確認作業を実施。（エクセル入力）

間違えないように2度、3度繰り返しチェックする。

◆12：00～

・12:00～13:00まで昼休憩。テレビや新聞をみて気分転換をする。
同僚と世間話をしたり、先生と外食に行くことも。

◆13：00～

・高校3年生の学年主任の先生が出産をしたため、出産祝い金や出産費の支給の準備をする。

◆14：00～

・休憩タイム。タバコやシュースを飲みながら世間話をする。

◆14：30～　

・高校2年生の数学の先生から有給休暇の申請があったため受理し、勤務予定を調整する。

◆14：50～

・廊下の床が剥がれかけているため現地確認し、デジタルカメラにて写真撮影する。
その後、リフォーム業者へなおしてもらうよう手配する。

◆16：00～

・野球部で購入したバットとボールとグローブが届いたため、品質に間違いがないかひとつひとつ確認。その後、物品管理台帳へ記載し野球部へ引き渡しを行う。

◆17：00～

・学校内をすみずみまで歩き、ゴミが落ちていないか、施設に破損がないか確認する。

◆17：30～

・業務終了。先生たちに挨拶をして帰宅する。

暇で楽な学校事務の賃金など

年収（正社員）　　　　 300万円から650万円程度

給与の目安　　　　　　　月収17万円～36万円程度（正社員）

勤務体系　　　　　　　　昼間勤務

暇で楽な学校事務の魅力的なところ

男女の年収格差が少ない仕事。学校に関わる仕事なので、安定している。

冷暖房完備のところでほぼ仕事をすることができる。営業ノルマも一切ありません。

仕事に慣れれば、ルーティーンワークの仕事も多く体と気持ちが楽になる場合が多い。

暇で楽な学校事務の職場は、繁忙期以外は定時に帰宅できる。

生徒や学生と接することができるため若さという元気をもらうことができる仕事。

繁忙期以外は、自分のペースで働くことができる場面が多い。

いろいろな人と出会うことができるので、人生を豊かにできる仕事。

公共性が高い学校勤務の仕事のため、親や親戚などの評判もよい。

福利厚生が充実している。基本的に年功序列。総じて居心地が良い。

休みが比較的に多い。好不景気関係なし。感謝される仕事。

几帳面で、地道な仕事を好む女性が活躍しやすい職場。

国公立の学校事務員になることができれば、社会的地位も高く安定している。

落ち着いた環境で日々働くことができる仕事。

暇で楽な学校事務の職場

公務員系の学校事務（年功序列で失業の心配もないため安心して働くことができる）

学校事務の時にキツイと感じるところ

幅広い世代と接する仕事のため、コミュニケーション能力がないと辛くなることもある。

先生と円滑にいかないとストレスが溜まる。

モンスターペアレントのような保護者の対応を時にしなければならないこともある。

正社員だけでなく契約社員、派遣社員、パートなども多い。正社員の求人数が少ない。

公務員系の学校事務でない場合は、給料が少ないところもある。

学校行事が重なると残業が多くなる。

学校事務は、安定度が魅力な暇で楽な仕事！

学校事務は、公共性の高い小学校や中学校、高校、専門学校、塾に属して働くため他の職業と比べても安定的な仕事です。安定した仕事で一定の給料をもらってのんびりと働きたいという方は、学校事務という仕事に転職をしてみてはいかがでしょう。

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