この業界がおすすめ!ホワイト業界の探し方
ホワイト業界とは
一度入社したらホワイトな環境のため、転職・再就職する人がほとんどいないのがホワイト業界です。
現在の特権階級だといえるホワイト業界の特徴として、ホワイト業界=儲かっている業界が多い=楽な仕事、高給与である可能性が高いことがあげられます。
ホワイトな業界を探すためのコツは、
1. 新規参入が難しい業界
2. 生産性や利益率が高い業界
3. 高い専門性が必要で誰もが簡単に真似することができない業界
このような特徴のある業界を探しだすことが重要です。
ホワイト業界に入社することができれば、強力な既得権益や確固たる収入基盤が既に確立されているため、大きな苦労をせずとも精神的にゆとりのある環境でホワイトな仕事をすることができます。
また、政府や官公庁とも強い結びつきのあるホワイト業界もあるため法律的にもしっかりと守られているのが大きな特徴の1つです。
※ホワイト業界は、ブラック企業や辛く厳しい仕事と比べると、明らかに残業時間が少なく、うつ病や過労死発生率、離職率が低いです。そのため安心した環境で末永く働きたい方にとってもおすすめできる業界なのです!
参考:ホワイト企業って何?
おすすめするホワイト業界の一例
たばこ業界
日本でたばこの販売が唯一認められているのは、JT(日本たばこ産業株式会社)だけです。
たばこの原価は、1箱約70円と激安です。それを400円以上の定価で値引き販売なしで売っているのです。
儲からないわけがありません!
もちろんたばこ1箱の中には、税金や諸経費も含まれています。税金や経費、販売店への利益などを差っ引いてもぼろ儲けできるのがたばこ業界なのです。ちなみに独占的に販売できるJTは売上高2兆5000億円以上と圧倒的な水準を誇っています。
タバコ製造の流れは、何十年にわたって変更されていないため競争や技術開発する必要ありません。そのため仕事内容としては非常に楽でホワイトなのです。
増税や喫煙者減少も見越した値上げ設定をしているため、JTの売上高は毎年右肩上がりの成長が続いています。
ホワイト業界の特徴である新規参入が難しいこと、利益率が高い業界であること、高い専門性が必要で誰もが簡単に真似することができない業界という3つの全て揃っているのがたばこ業界です。
※平均年収一覧(平成30年)
JT:857万円
【JTの特徴】
JTは、福利厚生も日本トップクラス。住宅補助は、家賃の7割も出ます。月平均残業時間も25時間以下と少なく、有給休暇消化率60%以上と高い点も大きな魅力。
不動産デベロッパー業界
不動産デベロッパーのことを一言で表現すると、超大規模な大家さん(大地主)です。三菱地所や三井不動産、森ビル、野村不動産、東急不動産など財閥系や鉄道会社系の企業が多いのが特徴の1つです。
これらの会社は、昔から東京都中心部の土地や大型都市の駅前の土地、街の要所の土地、駅構内のテナント使用権などを末永く保有しています。そのためこれらの土地を貸し出したり、ビルを建てたり、マンションを建てたり、商業施設を建てたりして家賃や賃料をもらっているのです。
ほぼすべての土地が超一等地のため、土地を様々な会社に貸し出すだけで毎年安定的な収益を得ることができています。
そのため他の不動産会社よりも潰れにくく、高給をもらうことができるのが不動産デベロッパー業界だといえます。
実際、これらの財閥系や鉄道会社系のデベロッパーは、多くの新興不動産会社が潰れているリーマン・ショックや日本のバブル崩壊期(1990年代)も景気変動の波を大きく受けることなく高水準の利益を確保しています!
※平均年収一覧(平成30年)
三菱地所:1,195万円 三井不動産:1,112万円 森ビル:784万円
野村不動産:987万円 東急不動産:1,254万円
元国営インフラ業界
元国営業界のため、やはり未だに暇で楽な雰囲気を引き継いでいる業界です。
会社としては、JR各社やNTT各社、郵便局、高速道路会社各社などです。他社との競争がほぼないため、安定的に収益を確保し続けている業界です。
仕事は、ルーティンワークが多く、年功序列型の仕組みで昇格や昇給が行われていきます。残業も比較的少なく、有給休暇も多く使える傾向が強いため暇で楽なホワイト業界だといえます。
※平均年収一覧(平成30年)
JR東日本:714万円 JR東海:723万円 JR西日本:679万円
NTT:884万円 NTTドコモ:856万円 NTTコミュニケーションズ:889万円
東日本高速道路:805万円 中日本高速道路:821万円 西日本高速道路:776万円
参考:インフラ企業
公務員業界
国や法律によって完全に守られている既得権益の象徴だといえるホワイト業界です。過度な残業も少なく、休みも比較的習得すやすい環境にあるため心穏やかに働くことができます。
公務員の仕事内容は、暇で楽な仕事の中にもご紹介させていただいております。詳しくは、こちら(公務員)をご確認ください。
※平均年収一覧(平成29年)
国家公務員の平均年収 678万478円
地方公務員の平均年収 686万3150円
航空・海運業界
航空・海運業界の代表的な会社は、JAL(日本航空)やANA(全日本空輸)、日本郵船、商船三井、川崎汽船です。
これらの代表的な会社が、航空・海運業界のシェアのほとんどを握っています。
航空業界や海運業界は、国によって空輸サービスや海運サービスの認可が守られているため一般企業では新規参入が難しい業界だといえます。また、ジャンボジェット機や大型タンカー、大型船などは非常に高価なため購入するのが非常に困難です。
そのためこれらの既存の会社を打ち負かすのは難しいのです。
働く社員にとっては、新規参入の会社が比較的少ないため安心して働くことができるホワイトな業界だといえるでしょう。
なお、航空・海運業界は伝統のある企業が多いため、退職金制度も非常に充実しています。大卒の平均退職金額は、約3000~4000万円近くと公務員以上の金額が期待できるのです。
※平均年収一覧(平成30年)
JAL:746万円 ANA:864万円
日本郵船:1,035万円 商船三井:1,012万円 川崎汽船:884万円
エネルギー業界
電力会社やガス会社、石油会社、水道局などは大いなる既得権益を持っているといえます。なぜなら、参入するのにも莫大な費用がかかりますし、専門的な知識も必要だからです。
エネルギー業界に在籍することができれば、必ず必要となる分野の商品なため、それほど苦労せずとも商品を販売することができます。
また、離職率も大変低く、高給を貰うことができる会社が多いため、ホワイトな業界の代表格だともいえます。
※平均年収一覧(平成30年)
東京電力:715万円 関西電力:625万円 中部電力:688万円 東北電力:717万円
東京瓦斯:669万円 大阪ガス:662万円 東邦ガス:621万円
JX日鉱日石エネルギー:1,124万円 出光興産:868万円 昭和シェル石油:956万円
医薬品業界
日本の高齢社会は、これからますます右肩上がりが予想されます。そのため医薬品業界は末永く潤うことが約束されています。
いい薬を販売している大手医薬品会社に勤めることができれば、高齢社会の恩恵をモロに被ることができるため、それほど頑張らずに高給を得ることができるホワイト業界だといえます。
※平均年収一覧(平成30年)
武田製薬工業:978万円 アステラス製薬:1,072万円 第一三共:1,096万円
大塚製薬:1,162万円 エーザイ:1,098万円 ファイザー:1,068万円
食品メーカー業界
確固たるブランド力のある商品を販売している食品メーカーは、ホワイト業界だといえます。強いブランド力のある日本の食品メーカーとして、日清食品(カップヌードル)やキッコーマン(しょうゆ)、永谷園(お茶漬け)、キューピー(マヨネーズ)、カルビー(スナック)、味の素(うまみ調味料)、日本ハム(ハムやソーセージ)などです。
これらの食品メーカーは、すべての国民に根付いています。そのため業界内でも、圧倒的なシェアを獲得しているため、安定的な収益を毎年確保し続けることができるのです。
このような食品メーカーに転職・再就職することができれば、ブランド力のある商品を販売すればよいため営業活動も容易だといえます。
※平均年収一覧(平成30年)
日清食品:784万円 キッコーマン:821万円 永谷園:693万円
キューピー:602万円 味の素:928万円 江崎グリコ:819万円
メガバンクや大手損害保険会社業界
メガバンク(三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)は、どのような事態(リーマン・ショックやバブル崩壊など)が発生しても国が最終的に助ける巨大な金融機関です。
お客様から預かったお金を、企業やキャッシングローンなどの形で貸し出すだけで儲かるおいしい業界なため、メガバンク内で出世することができれば多額の高給を得ることができます。
大手損害保険会社は、お客様から保険料をもらい会社運営や保険料の支払いを行っています。しかし、保険料の還元額は50%以下(パチンコ屋さんの還元率87%、宝くじの還元率50%)と非常に低いため大きな利益を得ています。
このようにメガバンクや大手損害保険会社は、リスクなくお金を右から左へ流すだけで利潤を確保しているホワイト業界です。
これらの金融機関の社員になることができれば、お金を管理するだけで、倒産の心配をすることなく、高給を得ることができます!
※平均年収一覧(平成30年)
三菱UFJフィナンシャル・グループ:821万円
三井住友フィナンシャルグループ:836万円
みずほフィナンシャルグループ:772万円
損保ジャパン日本興亜:1,131万円
三井住友海上火災保険:752万円
東京海上ホールディングス:1331万円
この業界がおすすめ!ホワイト業界の探し方 まとめ
ホワイト業界を探すことコツは、新規参入が難しい業界や利益率が高い業界、高い専門性が必要で誰もが簡単に真似することができない業界を見極めることが重要です。
会社四季報や就職四季報、日経業界地図などを活用すれば、これらのホワイト業界を探しだす重要なヒントとなるため徹底的に活用していきましょう。
ホワイト業界に転職・再就職することができれば、楽で高給与な環境で働くことが可能です。また、既得権益により企業間の競争も激しくないので、倒産するリスクを心配することなく安心して長い期間働くこともできます。
そのため高い学歴の方やホワイト業界を目指している方は、上記のホワイト業界の一例を参考に、ホワイト業界のホワイト企業を探していきましょう。
強固な既得権益を持っているホワイト企業に転職・再就職することができれば、一生おいしい労働条件で安泰の生活をすることができますよ!
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