「もう仕事したくない！」と思った時のモチベーションの上げ方

モチベーションってよく聞くけど、実際どういう意味なの？

「モチベーションが高くて、いいパフォーマンスを出してくれているから、係長昇進ももうすぐだな！」「この前配属になった新人、モチベーションだけはすごいんだけど、仕事の覚えが悪いのよね～」･･･こんな日常会話で、使ったこともある「モチベーション」。なんとなく、「やる気」って意味かな？と思われている方も多いのではないでしょうか。

広い意味で、「やる気」と表現しても、もちろん間違いではないのですが、もう少し厳密に言うと、「動機」になります。「やる気」のもとになっている「動機」、そして「動機付けられている＝やる気がある」というステップが、よい循環になっている状態こそが、「モチベーションが高い」と表現されるわけです。

働かなきゃいけない、っていうのはわかってはいるんですが･･･

「借りた奨学金、返さなきゃいけないから仕事しなきゃ」「今日こそノルマクリアしないと、部長に激怒される･･･もう一軒回ってみよう」こんな話を聞いて、「モチベーションが高い人だなあ」と思われる方は少ないと思いますが、実はこれも立派な「動機付け」。

嫌々ながらも、自分はそれをやっている、という状況に対応できているあなたは、決してモチベーションが低い人、発揮できない人というわけではないのです。「･･･そんなことを言われても、実際今は仕事のやる気なんてぜんぜん感じられないし、正直明日にでも出社拒否になっちゃいそうなテンションなんですが･･･。」もちろん、全く問題ありません。

モチベーションとは「上げるもの」ではなく、「上がるもの」なのです。と同時に、「下がるもの」でもあります。同じ「お給料」という動機付けであっても、その時の状況や体調によっても全く違う作用が働くものです。

たとえば、「今日は給料日だ～来月にはボーナスもあるし。ここ2,3ヶ月仕事しっぱなしだったから、ぜんぜんお金も使ってないし、次の休みには久しぶりに買い物に行こうかな！よし、あと3日、仕事とっとと終わらせちゃうか！」という日もあれば、「給料日だけど、ローンでまた3万引き落としがあるから、口座に残しておかなくちゃ・・・ちょっと飲みに行こうかと思ってたけど、まあやめておこう。さっき課長に残業できる？って言われちゃったし。まあ、この残業代が来月入ると思えばいいか･･･」という日もあるわけです。

大切な事は、どんな気分であろうと、とりあえずやらなくてはいけないことはこなしている、という状況を作れるかどうか。

それを続けてこられたあなたは、立派に「モチベーションがある人」だということを、まず覚えておいてください！

参考：仕事がめんどくさいと感じる6つの原因と、仕事のやる気を引き出す3つの方法

　　　頑張りたくない仕事を「頑張っている風」に見せる4つのコツ

　　　どうしても仕事に行きたくないときのための言い訳問答集

できればずっと、仕事のモチベーション上げておきたいんですが･･･。

テンションが低くても、地道に淡々と仕事ができる、という状態はけしてモチベーションが低いわけではない、という説明をされても、やっぱり毎日イキイキ仕事ができたほうがいいんじゃないか、そう考えてしまうのは当然です。

ふと周りをみれば、今年になって他部署から移動してきた同期は、毎日楽しそうに上司と得意先回りをしているし、優しい先輩が指導係りについた新人も、「お、元気いいな！」なんて社長に褒められてたし･･･引継ぎが終わっていない同期の分の営業と、ぜんぜん役に立たない新人の分まで仕事をさせられて、しかもそれを誰にも認めてもらえない。そんな状況が続いていたら、きっと「モチベーション」なんて、高く保ち続けるのは難しいですよね。

もしくは、「何も考えられないほど、仕事が忙しい」という状況に陥っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時に即効性のある、「モチベーションの上げ方」知りたくはありませんか？

すぐにできる！即効性のあるモチベーションの上げ方

第1ステップ　掃除の人、駅員さんなどに優しくしてみる

人は、「優しくされると優しくする」ものです。実は、このモチベーション、「人との関わり方」が大きく影響してきます。モチベーションを上げるには、相当なテクニックや才能が必要なんじゃないか、と思い込まれている方はいませんか？そんなことはありません。

仕事のモチベーションが上がらないとき、職場の人間関係でも多少のつまずきを抱えていることがよくあります。まずは、自宅マンションや会社のトイレ清掃をしている女性スタッフ、お弁当を売っている仕出しのおばちゃんなどの、「なんとなく顔は覚えているけど」くらいの関係性の女性に、「こんにちは！」と笑顔で挨拶するところから始めてみてください。

そうすると、その女性（年配の人ほど）はめきめきとあなたに「親切」にしてくれるようになります。例えばトイレのドアをちょっと開けて待っていてくれたり、営業周りに出るときに、「いってらっしゃい！雨が降ってるから傘持ってきな！」と教えてくれたりするようになるでしょう。このような日々の「ちょっとうれしい」人間関係をつくってみることから始めてみましょう。

第2ステップ　積極的に第三者を利用する

「今の仕事に、モチベーションが上がらない･･･」そのような状況を積極的に、じっくりと聞いてくれる第三者を利用する、というのが次のステップです。

例えば、各地で行われている転職フェアには、「相談ブース」というコーナーがあります。もちろん、相談無料、守秘義務は守られます。転職フェアでキャリアコンサルタントへ、今の仕事のモチベーションが上がらない状況を聞いてもらうことができれば、解決策を知ることができます。

もしあなたが、不眠、頭痛などの身体トラブルも抱えているなら、心療内科へ受診してみてはいかがしょう。初回は特に時間を割いて話を聞いてもらうことができます。先生に悩みを聞いてもらったり、身体のトラブルを診断してもらったりするだけで心をリラックスすることができますよ。

継続的に、というのをご希望でしたら、「占い」という手もあります。女性が占い好きなのは、未来がわかるからではなく、「誰にもいえなかったことを言えてすっきりするから」です。男性もぜひ、試してみてください！

「もう仕事でぎりぎりの状態です、今の仕事をしたくない！」ということなら、人材紹介会社のカウンセリングに申し込んでみるという方法もあります。「自分が転職したいのかどうか、悩んでいる」という状態でも、喜んで話を聞いてもらえます。

第3ステップ「モチベーションが高い人を褒めてみる」

モチベーションが高い人には、余裕があります。時間的、肉体的余裕のことではなく、精神的余裕のことです。

「資格試験狙って、週末には学校に通っているらしいし、毎週水曜日のノー残業デーのあとは、フットサルに行って、あとは毎日ヘビーな残業しているけど、すごく楽しそうに見える」というような「モチベーションの見本」のような方はいませんか？

最終ステップは、この人たちを、素直に褒められるようになることです。

こちらのモチベーションが低いときに、こういった人と関わるのはとても疲れることですが、あなたが彼らの行動、姿勢を褒めることで、彼らもまた、あなたの淡々としたモチベーションを「褒めて」くれます。

このようにモチベーションの高い人と勇気を出して接し、そして褒めることで、「引き寄せの法則」ではないですが、自然とモチベーションが高い状態になることができるのです。

参考：もう働きたくないと思ったときに読むオススメの本＆漫画

　　　若手社会人が知っておくべき「仕事で感じるうんざり回避法」

　　　つまらない仕事なのに、楽しそうにやっている人がいるのはなぜ？

「もう仕事したくない！」と思った時のモチベーションの上げ方　まとめ

いかがでしたか？

「もう仕事をしたくない！」と思った時の低いモチベーションから、モチベーションを上げるために、キャリアプランを立てる、ビジョンを策定する･･･そんな人もいますが、けして「マスト」な方法ではありません。

普段の行動を少し改めたり、第三者に相談したり、モチベーションの高い人を褒めてみたりするだけで、仕事のモチベーションを上げることができるのです。

簡単に実行することが可能なため、モチベーションが低い状態を改めるためにもぜひ一度試してみてください！

参考：5分でできるストレス度チェックリスト

　　　油断大敵！ストレスからくる病気

　　　転職する・しないを迷ったら「お試し転職活動」をしてみよう

　　　仕事をしたくない病の人は暇で楽な仕事に転職してみよう

　　　転職サイト・エージェント登録者数ランキング

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