パワハラに対する疑問点を解決しよう
パワハラの疑問点を知り、対策法の参考にしよう
ブラック企業やパワハラ上司からパワハラの被害を受け続けていると、精神的に辛くなりうつ病や過労自殺などの原因にもなりかねません。
パワハラに関する疑問点を知ることによって、対策法の参考にすることもできます。
ここではパワハラに関する疑問点をご紹介させていただきます。ぜひ参考にしていただき、ブラック企業やパワハラ上司に具体的な行動を起こして対抗していきましょう!
参考:知らないでは済まされない!職場におけるハラスメントの実態
うつ病の兆候を早く見極めよう、油断大敵!ストレスからくる病気
誰からパワハラされることが多いの?
一般的にパワハラをする人は、上司からによるものが約8割を占めます。そのような上司は、パワハラ上司と呼ばれ部下に対して日常的にパワハラ行為を行っています。
昨今は、ブラック企業においてもコンプライアンス意識が高まってきているため、パワハラ行為も目立ちにくい又は訴えられにくいパワハラを行うなど陰湿さや悪質度が増しています。
参考:パワハラ上司の特徴紹介
パワハラされやすい部下にも特徴があるの
なぜパワハラ上司からのパワハラ事例が多いの?
上司は、部下に対する評価や昇進の決定権、仕事量の配分調整など職場におけるさまざまなことをコントロールすることができる決定権を持っています。
また、ブラック企業においては上層部や会社の空気も、ノルマを達成するためには部下をパワハラしても問題ないという雰囲気がある会社も存在します。
そのためパワハラ上司が調子に乗ってしまい職権上の職務上の権力を背景に、立場の弱い部下に対してパワハラ行為が日常的に行われるようになるのです。
その他にはどのようなパワハラ事例があるの?
部や課内での特定人物に対するパワハラ行為(ある特定の人物に対して無視することや責任を押し付ける、電話を取り次がない、仕事上必要な情報を伝えない、バカにしたり皮肉を言ったりするなど)
同僚間でのパワハラ行為(新入社員に対して仕事を教えないことや嫌がらせを日常的にするなど)
部下から上司に対してのパワハラ行為(パソコンが出来ないことをバカにする、転勤してきた上司に仕事に必要なデーターや情報を与えないなど)
正規雇用者から非正規雇用者に対するパワハラ行為(権限の差を利用したパワハラやシフトに入れないなど)があります。
参考:ブラック企業は絶対に避けよう
ブラック企業の4つのタイプ
どのような行為のパワハラをされるの?
大きく分けて身体的暴力と精神的暴力、無視するの3つにわけられます。
1. 身体的暴力の事例
高圧的な態度で肩をこづかれる。足を蹴られたり、胸をつかみあげられたりする。髪を引っ張る。0℃前後の部屋で仕事をさせる。目立ちにくい場所への直接的な暴力。棒や竹刀のようなもので殴る。頭を叩く。座ろうとしている最中に椅子を突然どける。同僚や上司、取引が見ている中で土下座させる。書類や文房具などを投げつけるなどです。
2. 精神的暴力の事例
同じことをネチネチと何度も指摘される。机やキャビネットを叩きながら威圧的に怒鳴る。個室に呼ばれ長時間叱責される。仕事のやり方を全て強要される。人格を否定されるような言い方をされる。仕事を一切与えられない。ミスを全員の前で、大声で言われる。
全ての責任を転嫁された。家族のことを非難する。バカにされたような呼び名で呼ばれる。反省文を書かされ、皆の前で読み上げることを強要された。明らかに遂行不可能な過度の業務を強要する。業務を妨害する。能力よりも極端に過小な業務を与える。業務とは無関係なプライバシーに立ち入る。パワハラにより解雇を強要するなどです。
3. 無視するの事例
日常的な挨拶を一切しない。仕事を一切与えない。メールを送らない。書類を渡さない。会議の時間を伝えない。一人部屋や部屋の隅などへ隔離する。職場全体に無視するよう伝えるなどです。
この中で一番精神的に辛いのは、精神的暴力と無視です。これらのことを毎日のように行われると誰でも精神的にかなりのダメージを受けることになります。うつ病や過労自殺しないためにも、早期の対応が必須です。
精神的に楽な仕事へ転職・再就職することができれば、それらの精神的に辛い思いを吹き飛ばすこともできますのでおすすめです!!
どのようにパワハラの過程は進行していくの?
通常パワハラの過程の進行は、病気のように徐々に悪化していきます。
第一段階 細かいミスの指摘やコミュニケーションのずれ
第二段階 日常的にパワハラ行為と思われることを繰り返し行われるようになる。
体調や精神状態も徐々におかしくなる。
第三段階 無能との烙印が押される。日常的に明らかなパワハラ行為が行われる。
うつ病や自律神経失調症などの自覚症状が明らかに現れる。
第四段階 解雇退職の強要。入院。うつ病認定。自主退職へ。
このような段階へ経てパワハラ行為は悪化していきます。
極力あなた自身のためにも、早めの段階で『同僚や信頼できる上司、会社人事部に相談する(秘密を守れることが保持されているのであれば)』『表面上は従順なフリをして従っておき、周囲に味方をつくって集団で反撃をする』『異動を願い出る』『休職する』『会社の上層部に訴える』『訴訟を起こす』『相談機関に電話相談や来所相談をする』『弁護士に相談する』『暇で楽な会社へ転職・再就職する』などの行動を起こすようにしましょう。
パワハラは、我慢強い方ほど深刻化する傾向があります。我慢をすればするほど相手が調子にのりパワハラの段階がすすんでいくだけです。
パワハラ相談をする際のコツは、1.いつ2.誰から3.どのようなことをされて4.誰が見ていたか又は録音等していたか、出来事を客観的に整理して相談すれば、具体的なアドバイスをもらいやすくなります。(経緯や出来事を頭で考えるだけではなく、紙やパソコンに書きだしてみることが大切です。そうすれば客観的に現在の状況を把握しやすくなります。)
参考:うつ病になるまで我慢しないで!
パワハラを受けたときの解決法
セクハラを受けたときの解決法
相談機関を利用してブラック企業の劣悪な職場環境に立ち向かおう
パワハラは、働く人や職場全体にどのような影響を与えるの?
パワハラを行った側に悪意がなくても、パワハラを受けた人は尊厳や人格を傷つけられ、職場での人間関係が断たれて孤立を強いられます。
その結果、心身の不調や心の病気を引き起こす原因になり、休職や退職につながることも少なくありません。
人は、他者との関わりの中で生きていく存在ですから、他者との関係が絶たれることの苦しみには計り知れないものがあります。また、そのような状況で働き続けることで自らを追い詰め、自信喪失になり、生きる希望を失うという事態にすら陥ってしまうのです。
また、パワハラは被害者だけでなく職場全体にも大きな悪影響を及ぼします。学校内でのイジメのように加害者、被害者、傍観者の3つの立場が生まれることで、職場内の人間関係がギスギスしたものとなっていくのです。
その結果、職場全体にストレスが溜まり、仕事への意欲も削がれ活力が失われていきます。
本当にどうしようもないパワハラ上司やワンマン社長、ブラック企業の場合は、どうしたらよいの?
今いる会社を辞めることを前提に、行動していきましょう。
本来であれば会社には従業員が安全に働くことができるように配慮する「安全配慮義務」、良好な職場環境の維持確保を行う「職場環境配慮義務」があります。パワハラは個人間の問題ではなく、会社も予防を務める義務があり、パワハラの放置は許されないのです。
しかし、世の中には話し合いや相談機関からの仲裁などを全く意に介さないパワハラ上司やワンマン社長、組織ぐるみのパワハラが事実存在しています。そのようなブラック企業では、行動を起こしても一時的に改善されたとしても、数カ月後、数年後に必ずまた精神的に辛い思いや嫌な思いをさせられます。
そのため会社に長くいても精神的に辛いだけ、改善の見込みが全くなさそうだと判断できる場合は長くいても逃げ場がなくなるだけですので、転職・再就職を中心に行動を起こしていきましょう。
暇で楽な仕事であれば、精神的に楽な仕事がたくさんあります。そのような会社へ転職・再就職することができれば、上司や社長も周りの同僚も精神的なゆとりのある方が多いためパワハラにあう可能性が極めて少なくなります。
パワハラ被害に遭っていると、どうしても気持ちが沈みがちになってしまいマイナス思考になりがちです。しかし、自らの人生を有意義なもの、楽しいもの、やりがいのあるものにしていくためには自ら行動を起こし変革していくしかありません。
常に選択権はあなた自身になります。会社を辞めて精神的に楽になるためにも、先送りせず正面から問題に向き合っていきましょう!!
前職をパワハラ上司やワンマン社長、ブラック企業などが原因で会社を辞めた場合は、どのように面接時に対応したらよいの?
採用側としては、「組織の人間関係を良好に保てる人」を採用したいと考えております。そのため、「転職理由が人間関係である人=当社でも同じことになるのではないか?」と判断されてしまうことにもなりかねないため、仮にパワハラ上司やワンマン社長、ブラック企業などが原因で会社を辞めたとしても、そのまま面接時に伝えることだけは絶対にやめておきましょう。
嫌な上司やパワハラ上司、ワンマン社長、ブラック企業であったための転職であれば悔しい気持ちで腹も立つでしょうが、採用担当者に話しても全てを理解してもらうことは難しいでしょう。
そのため本音は人間関係であっても、面接時に前の会社での同僚や上司との関係はどうでしたか?というような趣旨の質問をされた場合は、真逆のことを言うことをおすすめします。
例えば、『前職の上司は大変仕事に対しての幅広い見識があり、適切な指導を受けられたものはもちろん、自らが成長するよい機会になりました。特に◯◯の時の指導は、今でも私の仕事における指針になっています。』など嘘も方便で答えるようにしましょう。
そうすることにより面接官に高印象をあたえることができます。
参考:面接は場慣れが必要
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転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
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