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暇で楽な仕事への転職・再就職相談所 雇用保険の仕組みを理解しよう(雇用保険の疑問解決編2)

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雇用保険の仕組みを理解しよう(雇用保険の疑問解決編2)

失業保険を不正受給したらどうなるの?

一般的な事例として多いのが、就職が決まったのにハローワークに申告せずに失業保険を受給し続けたり、会社と共謀して失業者を装ってその会社に働き続けたりするなど悪質な形で給付金を騙しとる事例が多いです。

他にも、次のような失業保険の不正受給の事例があります。

不正受給の事例

1. 離職票や各種証明書などの書類の記載に嘘がある。

2. 受給資格者証を他人に譲渡して使用させた。

3. ハローワークに申告せずにパートやアルバイトなどの副業をしていた。

4. ハローワークに申告せず自営業などの商売をはじめてしまった。

5. 労災や健康保険から休業や傷病に関する給付をすでに受けているのに申告していない。

6. 事業主と結託して虚偽の内容をハローワークに申請した。

7. 提出すべき書類を全て提出しなかった。

8. 実際には行っていない求職活動を「失業認定申請書」に実績として記入してしまった。

などの事例があります。

不正受給を行った場合は、受給した金額はもちろんその2倍の額(合計3倍)の返還を命ぜられます。特に悪質な場合は、詐欺罪として告訴されるなどの場合もあるので注意しましょう。

そんなことは絶対にない!!と思っている人も、注意は必要です。なぜなら、発覚している不正受給で最も多いのは、失業者本人の手続きミスだからです。そのため自分は大丈夫だと安心せず、ご紹介した事例のようなうっかりミスに注意していきましょう!

失業保険って税金を支払う必要ってあるの?

最初に結論を言います。失業保険は非課税です!

なぜなら、失業保険とは最低限の生活をおくるために必要なものという認識なので税金がかかることはありません。もし失業保険に税金がかかってしまうと生活保護水準以下になってしまいます。

また、失業保険は確定申告時などにおける年間所得としてもみなされていませんので、確定申告時などの所得にも合算されませんし、国民健康保険料を算定する際の所得割額に加算されることもありません。

※社会保険上の扶養家族になる場合は、失業保険も収入とみなされます。よって、年収の見込額が年間130万円を超える場合は働いている家族の扶養家族になることができず、自ら国民健康保険等に加入しなければなりません。ただし、基本手当を受給する前の給付制限期間中や、基本手当の受給が終わったときからは、他に収入がなければ被保険者になることができます。

ハローワーク経由の職業訓練ってどのようなことをするの?

ハローワーク経由の職業訓練のことを「求職者支援制度」といいます。

この制度は、雇用保険をもらい終わったり、加入期間が足りずにもらえなかったりした人のなかで、きちんとハローワークに求職の申込みを行っている方が対象となります。

ハローワークと提携をしている民間の専門学校などへ行き、職業訓練を通じて求職者が早期に再就職できるように支援をしてくれます。

職業訓練の内容としては、パソコン事務や簿記など多くの職種に共通する基礎的能力を向上させるコースや介護、医療事務、プログラマー、不動産実務、美容スタッフなど特定の職種の職務に必要な実践的能力や資格を習得するためのコースがあります。

訓練の期間は、3~6ヶ月となります。

訓練を受けている方で、収入や資産など一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練受講給付金をもらうことができます。支給額は、職業訓練受講手当として月額10万円。通所手当として学校までの交通費が支給されます。

訓練期間中や終了後にもハローワークからの無料の就職支援を受けることができるため、対象となっている方は検討してみてはいかがしょう。

会社が雇用保険に加入しているかどうやって確認すればよいの?

会社が雇用保険に加入しているか、していないかは非常に重要な問題です。

なぜなら、加入期間に応じて失業保険をもらえる日数(所定給付日数)が変わるからです。

雇用保険の加入は、会社の総務関係者が手続きをすることが一般的ですので、確実に加入しているか雇用者にとってはわかりにくい仕組みになっています。

総務の人が加入していると言っていたとか給料からの天引きがあるからといった理由だけでは確実に雇用保険に加入しているとは言えません。

やはり確実な決め手になるのは雇用保険被保険者証の確認になります。

当サイト管理人ナオの会社では、雇用保険被保険者証は社員の手元保管になっているため雇用保険に間違いなく加入していることがわかりますが、会社によってはこの保険者証を会社の人事で 管理・保管している場合もあります。

雇用保険

なぜ会社側が管理・保管している場合があるのか、

・保険者証は会社を辞めたとき以外は、使う機会が少ないので、労働者に事前に渡してしまうと紛失してしまう可能性が高いから。

・これを紛失されると再発行の手続きなど人事の手間が増えるため。

などの理由により会社側で管理/保管しているようです。

どうしても心配な方は会社に手間を掛けることなく加入方法を知ることができます。

会社の近くのハローワークか自宅近くのハローワークへ行き雇用保険被保険者資格習得届出確認照会票を提出するだけです。

書類はハローワークにあります。

この書類を記入し本人の住所を確認できるもの(免許証など)を一緒に提出すると『雇用保険者資格習得届出確認照会回答書』をもらうことができます。

ご自身の会社の雇用保険の加入状況が心配な方は、この用法を用いれば間違いなく正確な加入状況を確認することができます。

雇用保険ってどれぐらいお得なの?

雇用保険は、負担する保険料の割にもしものときの保険料が大きいのが特徴です。保険料の自己負担額は、給料の0.5%程度です。国民健康保険や社会保険、厚生年金などと比べてもはるかに安い自己負担額です。

その金額で退職後に失業手当としてもらえる額は、どんなに給料の少ない人でも、その7割~8割の金額を3ヶ月分以上もらうことができます。

圧倒的にお得な制度なので有効活用することをオススメします!

失業手当を増やすコツはあるの?

失業手当は、退職前の半年の給料を基準に額が設定されます。そのため失業手当を増やすためには、退職前の数ヶ月は少しでも多く働くことが大切です。少しでも多く働けば退職後にゆとりある生活をおくることができますよ。

 

参考:雇用保険の仕組みを理解しよう(雇用保険の制度を理解しよう編)

   雇用保険の仕組みを理解しよう(求職者給付の詳しい仕組み編)

   雇用保険の仕組みを理解しよう(雇用保険の疑問解決編1)

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