ブラックバイトの悩みはすぐ相談しよう
ブラックバイトの解決に向け相談窓口を活用しよう
アルバイトなのに学業や本業に支障が出るほどの過酷な労働を強いるブラックバイトから、学生や社会人たちを守ろうと、大学内やハローワーク、労働基準監督署、都道府県の総合労働相談コーナーにブラックバイトの相談窓口を設置するという動きが広がっています。
特に悪質なケースの場合は、大学内の学生相談窓口などに相談すれば、解決に向けてブラックバイト問題を積極的に取り組んでいる対策弁護団や学生ユニオンなどとも連携してブラックバイトに対応してくれます。
万が一、あなたがブラックバイトの副業をしていると思ったらこのような相談窓口、機関を有効的に活用しましょう。
無償でブラックバイトの悩みを解決してくれます!
アルバイトでも、法律でしっかりと守られている存在です。少しでもおかしいと思ったら、まずは相談をしてみることが重要です。
また、このようなブラックバイトの被害に合わないためにも、ブラックバイトについての疑問点を解決しておきましょう。
どのようなブラックバイトの人が相談に訪れているの?
コンビニ勤務のアルバイトであるにもかかわらず商品の発注やレジ管理といった店長並みに責任の重い仕事を任され休みも十分に取れない学生や塾の講師のアルバイトであるにもかかわらず責任のある業務ばかりさせられたりしている人、就職が決まったにもかかわらずアルバイトを辞めさせてくれないブラックバイトに在籍をしている方などの相談が多いです。
悪質なブラックバイトになると、休憩なしで夜勤を12時間させられたり、深夜に突然呼びだされたり、テストよりもバイトの方が大切だと言われたりするなど滅茶苦茶なブラックアルバイトもあります。
労働法などの知識が乏しい人がターゲットにされやすく、正社員並みのノルマや義務を伴う重労働を低賃金で担わされることもあるため注意が必要になってきます。
※労働基準法では、雇い主は一日6時間を超える場合は45分の休憩時間を、8時間を超える場合は1時間の休憩時間を与えなければいけないと定められています。
どれだけアルバイトが忙しくても休憩時間がないのは法律違反です!
上司や会社に相談しても解決しない場合は、早めに各都道府県の労働基準監督署や労働センターなどへ相談をしてみましょう。
実際にアルバイトで不当な扱いを受けたことがある人はどの程度いるの?
とある新聞社が4700人に調査したところ、不当な扱いを受けたと感じた人は全体の67%にものぼりました。
最も多かった不当な扱いは、希望していないシフトに勤務を強制的にあてられたというもの。
その他にも、どうしても出勤できない日以外ほぼ出勤日にされたとか休みの予定はひとまず保留とされ実際に自分が休めるか直前まで知らされなかった、商品の買い取りを強要された、残業代がきちんと支払われなかった、勤務実態が募集条件と大きく異なっていた、1年経過しても時給が全く上がる見込みがない、社員から暴言やセクハラを受けたなどの扱いがあります。
不当な扱いを受けてどうなった人がいるの?
ブラックバイトの負担が大きすぎて、集中力が大幅に低下した。その他にも、ブラックバイトと食事、風呂、睡眠しかできない生活になったとかうつ病になったなど重篤な状態になっている人もいるようです。
そのような状態にならないためにも、あなた自身が労働法などの知識を身につけることはもちろんのこと、おかしいなと少しでも感じたらすぐに相談窓口に相談することが何よりも重要になってきます。
ブラックバイトをそのまま放置することが、ブラックバイトをさらに助長することに繋がっていきますので行動を起こすことを躊躇してはいけません!!