副業の税金対策について

副業が会社にバレる原因をしっかりと把握しよう

副業のアルバイトが会社にバレる最大の原因は『住民税』です。

なぜ住民税から副業がバレてしまうのでしょう。ご説明します。

基本的に住民税は会社の給料から天引きされます。あなたの給与明細の欄にも住民税の欄があるはずです。住民税はそれぞれの収入に応じて支払う額が決まります。

収入の対象が副業のアルバイト収入も含まれる点がポイントです。

なぜか？あなただけアルバイト収入があるため他の人よりも住民税額が多くなってしまう。

この点を会社の経理部の人間が気づき、「あれ？おかしいぞ？」となってしまうと、会社の関係者に副業をしていることがバレてしまう要因になってしまうのです。

これが会社にバレてしまう一番の原因です。

なぜ会社とアルバイト先の収入が合算されてしまうのでしょう？

それは毎年1月頃に、役所に様々な会社から前年の1月から12月の期間に支払った給料の詳細についてのデータの報告が届けられます。このデータを元に今年の住民税の額が計算されます。

あなたの給料の詳細についてのデータも会社分とアルバイト分両方とも、役所に報告されます。

名義人、生年月日等が同じであれば、合算した収入が前年の収入ということになり、その額を基準に、本年度の住民税額が決まります。

このことがバレる原因です。

副業の税金対策について

下記の２つのパターンにあたる場合、確定申告を必ず行うようにしましょう。

・副業で２０万円以上のアルバイト以外の所得（雑所得や事業所得など）がある場合。

・副業で２０万円未満の所得しかないけど、それがアルバイト収入（給与所得）の場合。

確定申告は、毎年2月15日～3月15日の間に各税務署で行われます。

確定申告書を税務署に提出すると、所得税額が決定し、納付を行います。

住民税については各自治体から徴収することになっており、住民税を自分で納付するか、もしくは会社から自動徴収するかを選択することができます。

副業を会社に知られたくない場合は、「給与所得以外の住民税の徴収方法の選択」の欄に「自分で納付する」を選択するようにしましょう。

この方法を選択すれば個別に住民税を支払うことができるため、会社にバレる心配はありません。もちろん税務署や地区町村から会社側に連絡されることは一切ありません。

※アルバイトやアフィリエイトなどの副業を行った際、2つパターンに該当した場合は必ず抜け道を活用してください。ちょっと面倒ですが、結果的にみたらデメリット＜メリットに間違いなくなります！！

賢く納税して、会社にバレずにガッチリと稼いでいきましょう！