転職活動は怖くない!新卒のとき思い出すと泣ける氷河期世代のあなたに知ってほしいこと
2000年卒、2012年卒のそこのあなた!中途採用市場が大活況ですよ!!
「大卒求人倍率」という言葉を覚えていますか?リクルートワークス研究所が毎年発表している統計データで、 「民間企業へ就職を希望する学生1人に対して、企業の求人が何社あるか」という指標のことです。
直近の2019年卒の大卒求人倍率は1.88倍。これは、「学生一人に対して、1.88社の求人があるよ」という意味で、ここ7年間、連続で上昇し続けています。
昨今の就職状況は、なんと約50万人の学生に対して38.1万人分もの求人を出す企業が採用できない状況です。なかでも中小企業の求人倍率は過去最高の9.91倍。中小企業の10社に9社は「採用したいのに、一人も採用できなかった」という中小企業の採用担当者泣かせの年でした。
新卒がそのような状況になれば、もちろん中途採用市場も大活況。
特に、採用を絞った入社年次の社員層が薄いため、社内の年齢バランスの是正を多くの会社で計画しています。
それが2000年卒と、2012年卒!
ちなみに、「就職超氷河期」と言われた2000年卒の求人倍率が、統計で最も低い0.99倍。「どこでもいいから、入社させてください!!」と叫んでも、学生100人のうち、99人分の採用枠しかありませんでした…。
リーマンショックの影響がもっとも出た2012年卒の求人倍率は1.27倍。「求人票は出したけれど、よほど優秀な人以外は採用しないよ」という企業も少なくありませんでした。
中途採用市場が大活況な今、40歳前後の管理職層、入社5~6年目のリーダー層を狙って、求人広告が積極的に展開されています。
2000年卒、2012年卒の超氷河期世代だった方で、今の働いている会社に対して仕事のストレスや不満、辛さなどを感じているのであれば、今が転職する最大のチャンスですよ!!
参考:やりたくない仕事で悩み続けるより小さな一歩を踏み出そう
「新卒のときのような辛い思いは、もう二度としたくない」
「そんな浅い志望動機では、仕事を理解しているとは言えないですよね」
「大学時代でいちばん誇りに思っていることがアルバイトですか?」
「ほかの人と違う、オリジナリティが感じられません。」
「筆記試験の結果が…これって、中学生レベルですよ?」
当時、今では考えられないような言葉が、面接で普通に交わされていました。何度も自己分析を繰り返し、お金を払って模擬面接を受け、厳しい言葉でされたダメ出しをまた持ち帰って自己PRの練り直しをする、という学生は決して珍しくありませんでした。
それでも、やっとエントリーシートが通過するのは名前も聞いたことがない中小企業か、接客・サービス業。「やりたいことを仕事にしたい」と希望に燃えていたはずなのに、いつのまにか「なんとか自分を入れてくれる会社を探そう」と必死になって会社に話を合せた方も多かったのではないでしょうか。
そんな氷河期世代の方も、今では立派な会社の主力メンバーとして働かれているはずです。
「もう少し、給与面で条件の良い会社に移りたいな」
「将来のことを考えて、幅広い仕事にチャレンジしてみたい」
「定年後も長く勤められるような会社で仕事をしたいと考えたら、転職を考えたほうがいいんだろうな」
頭の片隅に思っていても、いざ「転職」に踏み出そうと思うと、足がすくんでしまう。学生のときのような思いは、もう二度としたくない。そんな風に考えて、キャリアチェンジ・キャリアアップを諦めてきてはいないでしょうか?
[転職は怖くない]転職活動に関する誤解を解こう!
【誤解その1:採用人数が増えているだけで、採用基準は同じでは?】
繰り返しお伝えしている通り、採用環境は景気に大きく左右され、求人倍率に直結します。
「それでも、多くの会社の採用基準は一定レベルなんじゃないの…?」と考えられている方もいらっしゃいますが、ごく一部の技術職や専門職を除いて、採用基準すら大きく変容するのです。
なぜなら新卒の人手不足、入社年次の社員層が薄い層がある影響で会社内の年齢構成がいびつな状況が続いているからです。
そのため、一定数の人員を確保しなければならない各会社は、以前と比べると採用基準を甘めにしているのが現状です。
【誤解その2:新卒のときにダメだった企業は中途採用もダメなのでは?】
意外と多くの方が誤解されているのがこちらです。
新卒のときに、「一度エントリーシートが不合格になった方は、夏採用には応募できません」という案内を何度もされていると、中途採用でもNGと思い込んでしまうようです。
採用基準が甘くなっている今なら、「新卒のときにも、チャレンジしました。そのときは私の力不足で残念な結果となりましたが、ずっとチャレンジしたかった仕事であるということに、今も変わりありません」という自己PRとして利用することができます。
【誤解その3:求人しているのは、入社3年目くらいまでの、若手だけでは?】
第2新卒という言葉が定着したのも、2000年以降のことです。その影響からか中途採用であっても、若手ばかりを求めていると誤解している方もいらっしゃいます。
いまは、あなたが今まで培ってきた経験とスキルが高く評価されます。「未経験でもチャレンジできるのは若いときだけ…」とためらう必要は全くありません!
※転職求人倍率レポート(2018年12月発表)
2018年11月の求人倍率は、2.36倍
求人数は前年同月比105.9%、転職希望者数は前年同月比110.5%。
もし転職活動が怖いのなら、面接をサポートしてくれる転職紹介会社へ登録してみよう
自分でイチからエントリーシートや履歴書の自己PRを書くなんて、辛いイメージしかない。また新卒のときのように圧迫面接をされたらどうしよう。「そんな心配はいりませんよ」といくら言葉で説得されても、なかなか恐怖心は消えるものではありません
そのような方は転職活動の恐怖心に寄り添って、サポートしてくれる転職サイトや転職エージェントの力をぜひ借りてみてください!
たとえば転職紹介会社の中には、面接時のアテンドだけでなく、質疑応答のアドバイスや、面接官への質問を代行してくれるところが多数あります。信頼できるサポーターや転職コンサルタントに出会えるまで、何社でも転職紹介会社へ登録しても大丈夫です。
「ここでなら、はじめて落ち着いた気持ちで面接にのぞめるかもしれない」という気持ちになれる転職コンサルタントを、探してみてくださいね!
参考:転職する・しないを迷ったら「お試し転職活動」をしてみよう
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
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転職エージェント
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