あなたの知らない「職歴なし」の疑問点!Q&Aでわかりやすくご紹介
そもそも「職歴」ってなんなの?
職歴は、ハローワークの求人票にも、転職サイトの求人広告にも必ず記載されている「応募資格」。
その会社に応募できるかどうかを判断する大切な項目ですが、その中身である「職歴」について、「実はよくわかっていない」という方がたくさんいらっしゃいます。
応募段階で無駄な時間を作らないためにも、しっかり「職歴」について把握しておきましょう。
「職歴」とは、「職務経歴」の略です。
履歴書レベルなら、時系列で正式社名と入社日・退社日を記載するだけでOKです。
職務経歴書レベルなら、その会社での具体的な仕事内容について記載する必要があります。
参考:失敗しない履歴書の書き方
募集要項に「職歴不問」って書いてあるけど?
職歴不問でみんなが悩むのが、「職歴ってどのレベルの話なの?」ということ。
実は、「職歴」に対する考え方は、会社によって大きく異なります。募集要項に、同じ「職歴不問」と書いてあっても、コレだけの「違い」がある、という例を見てみましょう。
【A社】
仕事内容:法人営業
給与:年齢・経歴に応じて考慮します(30歳モデル年収:530万円)
応募資格:大卒程度。職歴不問。30歳まで(省令3号のイ)
【B社】
仕事内容:法人営業
給与:18万8000円+歩合給
応募資格:学歴・職歴不問。30歳まで(省令3号のイ)
A社とB社を比較してみましょう。違うのは、給与と応募資格に学歴が含まれているかどうかです。
しかし、A社とB社では「職歴」に対するイメージが異なります。
【A社の人事担当】
ちょっと層の薄い若手がほしいな。とはいえ、法人営業経験がある人だけに絞ったら採用が難しいかもしれない。個人営業や、接客・販売職だった人も含めて、広く募集をかけてみよう。だからといって、第2新卒やフリーターはちょっとターゲットじゃないな。やっぱり基礎的な社会人スキルが身についていないとね。
【B社の人事担当】
ウチは足で稼ぐ仕事だし、素直で若い人がたくさん欲しい。給与は売れなかったら20歳でも25歳でも30歳でも最低月給18万8000円だから、何歳の人がきても関係ないし、今までフリーターだった人でも稼ぎたいから頑張る!という人の方が成績優秀だったりするからね。
上記のような「人事の本音」を募集要項上で完全に見分けるのは難しいかもしれません。
しかし、目安はあります。それが給与欄と学歴です。
「社会人未経験」がOKな会社は、「年齢や給与で給与が上がっていかない固定給」や「歩合給やインセンティブがメインになる」ケースに多く見られます。
また、学歴については「学歴不問」と記載されているケースです。学歴不問と記載されている会社の場合、採用選考時のポイントは「経験」ではなく「やる気と素直さ」が高いケースがほとんど。「職歴なし」という方も、積極的にトライしてみましょう。
学生時代のアルバイトは職歴に入るの?
第2新卒の方から多く寄せられる質問です。
一般的には、学生時代のアルバイトは「職歴」に入れる必要はありません。特に、「第2新卒を募集している」と明記している求人であれば、学生の時と同じ大学で使用した履歴書を使用してください。
「IT系企業を受験しようと思っている。学生時代インターンアルバイトでプログラミングをやっていた」など、業務に直接関わりのあるアルバイト経験があるなら、自己PRや志望動機などでぜひ紹介してみましょう。
ずっとフリーターだったけど、職歴になりますか?
20代~30代の方で、「いくつかのアルバイトを転々としたフリーターでした」という場合、「職歴」として記載するか迷うパターンが多くなります。直接の関わりは少なくとも、少しでも業務に関連付けられるようなアルバイトで働いた期間が1年以上あるものなら、積極的に職歴として記載してみましょう。
例えば、接客業のアルバイトなら、個人向け営業と仕事内容がリンクしてきますし、体力系のアルバイトなら現業系のお仕事とリンクさせることができます。もちろん、アルバイト先で発揮したリーダーシップや想像力をPRすることも可能です。
3日で辞めた会社のことは書かないとダメ?
ここで一つ基準にしていただきたいのが、辞めた会社で「各種社会保険に加入していたかどうか」です。
正社員採用ならほぼ「雇用・労災・健康・厚生年金」の4種の社会保険に加入させられます。3日の勤務で社会保険に加入していたかどうかを知るために一番簡単な方法は、年金手帳を確認することです。年金手帳を確認すれば加入履歴が記載されているため、厚生年金に加入していたのかを簡単に知ることができます。
新しい会社へ入社する場合、必ず「過去の厚生年金の履歴」を会社側が確認します。嘘をついても必ずバレてしまうため、試用期間中は保険に入れなかった、手帳提出前に辞めた、といった「履歴が残っていないケース」を除いて、どんなに短期間でも社会保険に加入した会社の履歴は履歴書にきちんと記載しておきましょう。
※嘘をついた場合、年金手帳以外にも離職票や退職証明書、面接時の矛盾、職場の同僚や上司からの噂話、雇用保険被保険者証、源泉徴収票などからバレる可能性があります。
前の会社をすぐに辞めてしまい「職歴なしの状態です...」暇で楽な仕事へ就職するのに有利な「職歴なし」の「言い訳」の仕方ってありますか?
日本で最も景気の良かったバブル期(1989年)をも超える雇用情勢である今、「職歴なし」という状態であっても正社員の暇で楽な仕事へ就職することは十分に可能です。
「暇で楽な仕事に就職したいんだけど、入社1ヶ月で会社辞めちゃったから…就職なんて難しいかな」と思われている方は、面接時に有効的な「職歴なし」の「言い訳」の仕方を参考にしてみてください!
「学生時代は、漠然とした『人の役に立つ仕事がしたい(ここは会社に合わせて変えてくださいね)』という志望動機で会社選びをしてしまい、労働時間や実際の仕事内容をよく確認しないまま就職活動をしてしまいました。入社後、研修もないまま終電までのサービス残業や、心身を病んで退社や休職をしていく先輩たちを見て、このままここにいてはダメだ、と思い1ヶ月で退職することになりました。次こそはきちんと具体的な仕事内容や労働環境について勉強し、自分が成長できると実感できる仕事をしたいと考えています」
いかがでしたか?
このような回答をすることができれば、職歴なしという事実を前向きに捉えていることをアピールすることができます。
暇で楽な仕事なら「職歴なし」の状態からでもステップアップすることは十分に可能です!!
ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね。
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