転職活動中に感じる不安「結局、転職成功者は満足しているの?」
転職しても、失敗だったらどうしよう・・・
次は絶対に失敗できない!
今の職場には問題ありすぎ。絶対に転職したいけど、もし次の転職先が、もっと大きい問題ありの企業だったら?
職場の人間関係なんか前もってわからないし、給与だってボーナスの額や手当てのことなんか求人票には書いていない。休みも、シフトが決まるのがすごく遅いとか話を聞くし、第一やりたいことが本当にやれるかなんて、保証はひとつもないんだ・・・。
そんな風にぐるぐると考えてしまって、転職活動にいまひとつ踏み出せない。ひょっとして、万が一、「こんなことなら転職なんかしなければよかった・・・」と思ってしまったらどうしよう。
初めての転職でも、2回目の転職でも、場合によっては何度も転職しているからこそ感じる不安ですよね。「他の転職成功者は、転職した後どう思っているんだろう・・・」そんな風に思ったこと、ありませんか?
転職後の話が知りたい!
転職活動中の体験談や他の転職希望者がどんな風に職務経歴書を出しているかを詳しく教えてくれるサイトはいっぱいあるけど、「転職者のその後?」っていう話は意外とでてこないですよね。
実は、「転職者のその後」を教えてくれるデータがあるってご存知ですか?それが、厚生労働省が調査している「転職者実態調査」なんです!
直近で発表になっているのは平成27年調査分です。対象は全国、常時5人以上を雇用している企業17,023 事業所を対象に、厚生労働省が調査を行いました。
転職者11,191 人の転職後の様子について知ることができるため、ぜひ参考にしてみてください!
転職者実態調査を参考に、転職者の実態を把握しよう
転職者実態調査は、誰でも厚生労働省のホームページからアクセスすることができます。
でも資料を全部読み込むのはちょっと面倒ですよね?今回はその中でも、転職者の「離職理由」と「現在の勤め先を選んだ理由」、「現在の勤め先における満足度」のデータについて、ご紹介します。
転職を考えられているあなたに、先輩転職者たちが「なぜ転職をしようと思って」「何を理由にして転職先を選び」、「転職したあと、その転職先に満足しているのか?」をこのデータからお届けします!
「離職理由」
まずは転職者のうち、自己都合で前職を退職した人の割合は75.5%です。
それ以外に、「契約期間の満了」「倒産・整理解雇・人員整理による勧奨退職」などの「本人の希望ではない理由」が続きます。
自己都合で退職した75.5%の人がどんな理由で退職しようと思ったか、気になりますよね?
1位:労働条件(賃金以外)がよくなかったから 27.3%
2位:満足のいく仕事内容でなかったから 26.7%
3位:賃金が低かったから 25.1%
4位:会社の将来に不安を感じたから 24.2%
5位:人間関係がうまくいかなかったから 17.7%
6位:能力・実績が正当に評価されないから 15.9%
7位:他によい仕事があったから 15.1%
8位:いろいろな会社で経験を積みたいから 12.2%
9位:雇用が不安定だったため 11.0%
10位:結婚・出産・育児のため 6.8%
こちらがトップ10です。
あなたの予想通りでしたか?それとも違いましたか?
ちなみにこの調査、「男性か女性か」「5歳ごとの年齢別」「前職が正社員だったか正社員以外だったか」で統計をとっているのですが、転職者が最も多い20代~30代前半のデータと、全体平均値との違いを見てみると、また違ったデータが読み取れます。
例えば、「能力・実績が正当に評価されないから」という理由が20.2%と平均を5%近く上 回ったのが30~34歳。管理職に昇進するか、しないかの最初の「山場」で評価されないこ とに悩む人が多いことが伺えます。
「人間関係がうまくいかなかったから」が27.2%と10%も上回った回答をしたのは、20~24歳。就職して比較的早い段階で人間関係に躓きを感じる人が多いようです。
25~29歳で特徴があるのが「会社の将来に不安を感じたから」28.6%。入社して3年~5年、業界内での順位や仕事内容もある程度理解したうえで、入社時には気がつかなかった「会社の将来」について考えたというタイミングであると言えるでしょう。
「現在の勤め先を選んだ理由」
次にご紹介するのは「現在の勤め先を選んだ理由」です。上記のような理由で転職しようと決めた転職成功者が、最終的に次の会社を選んだ理由は何なのでしょうか?
1位:仕事の内容・職種に満足がいくから 40.8%
2位:自分の技能・能力が活かせるから 37.5%
3位:労働条件(賃金以外)がよいから 24.9%
4位:転勤が少ない、通勤が便利だから 21.5%
5位:その他 19.9%
6位:地元だから(Uターンを含む) 17.2%
7位:会社に将来性があるから 12.9%
8位:賃金が高いから 12.6%
9位:会社の規模・知名度 8.5%
10位:前の会社の紹介 4.2%
転職理由の1位は「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」でしたが、「その会社に決めた理由」は、多くの人が「自分の能力を活かせる・やりたいことができる」という点に惹かれて転職先をきめたことがわかります。
条件的な部分で悩んでいても、最終的にはやりがいを感じられるか、自分が今までやってきたことを評価してくれるのかという点を重視される人が多いようです。
ただ、2位の「自分の技能・能力が活かせるから」は20~24歳で25.9%、25~29歳で30.8%と全体平均を大きく下回っています。このあたりの層が「未経験の仕事に応募したい」という動機で転職をされた方の可能性がありますね。
「現在の勤め先における満足度」
いよいよ最も気になるポイント、「現在の勤め先における満足度」のご紹介です。転職したのはいいけれど、結果に満足しているのか、はたまた後悔しているのか、最悪「可もなく不可もなく」なのか・・・転職成功者のリアルな声を確認しましょう。
満足 20.0%
やや満足 33.3% (満足合計 53.3%)
どちらでもない 35.5%
やや不満 7.7%
不満 2.6% (不満合計 10.3%)
いかがでしたか?意外と「満足」と回答された方が多いと思いませんか?
なんと半数以上の方が、「満足」と回答されています!
「どちらでもない」の方は、「給与は少し落ちてしまったけど、勤務地は希望通りだからしかたないな」「仕事内容は希望通りだけど、会社の規模が少し小さくなってしまったが、そこまでは気にしない」など、何か多少の条件面で折り合いをつけた方が多いのではないでしょうか。
はっきりと「不満」を感じている方が10.3%です。この数字を多いと見るか、少ないと見るかはあなた次第。転職成功者の多くが、行動することで自分の未来を変えているということが分かるのではないでしょうか。
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
1位 リクナビNEXT
- リクルートが運営しており転職者の80%が利用する怪物サイト
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会員の2人に1人が利用しているスカウトサービスも大きな魅力!プライベートオファー機能へ経歴を登録しておけば、目的の会社や提携エージェントから個別オファーを受け取れます。
2位 はたらいく
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会員数 | - | 週更新 | 700件以上 |
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3位 JAIC
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転職エージェント
1位 リクルートエージェント
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