知って得する!休みが多い仕事かどうかを見極める質問力
募集要項に書いてある「休日・休暇」信じていいの?
求人票の正確なチェックは基本中の基本
求人票の「休日・休暇」欄。年間休日日数が書いてあることが多いですよね。この表記の「正確な意味」ご存知ですか?
「完全週休2日制」日常の会話でも、「お前の会社休みどんな感じ?」「普通の週休2日だよ~土日休み。」なんて会話に使われます。「カレンダーどおりの、土日祝日が休みで、お盆と正月に休む会社」をイメージされている方が多いと思います。
では、この「カレンダーどおりのお休み」だと、年間の休日数は何日になるのでしょうか?土曜日+日曜日+祝日、一般的な12月29日~1月3日のお正月休みと8月13日~16日のお盆休みを足すと、大体120日前後になります。
しかし、表記が「週休2日制」だったとしたら?上記のお休みにはなりません。なぜなら「週休2日制」とは、「一ヶ月のうち、1週でも2日休みの週があればいい」という制度だからです。
「完全週休二日制」でも、土日休みとは限りません。「毎週2日休みがある」と言う意味で、「毎週火・水休み」でも「完全週休2日制」と記載できるのです。その場合は1年間52週×2日=104日、という休日日数になります。「カレンダーどおりのお休み」かどうかは、休暇日数をチェックしてください。
ちなみに、労働基準法で決められた最低基準である法定休日は「週1日又は4週で4日休み」。年間休日日数に直すと、「1年で52日のお休み」で合法なのです。「法定休日どおり」と記載で、「土日祝日休み♪」と勘違いする方がいらっしゃいますが、気をつけてくださいね!
参考:年間休日100日って多いの?少ないの?年間休日の見方をご紹介
こんな業種でも土日休みの仕事ってあるの?ニッチな仕事をさがしてみよう
求人票通りの休みは最低限確保したいんだけど…
確かに、求人票に書いてある内容が全部正しかったらこんな苦労はしていない・・・そんな風に嘆かれている方も多いですよね。
「土日休みだと思っていたのに、実際は毎週土曜日は出勤じゃないか・・・」「有給は一応年10日あるのに、誰も取得できていないんだよね・・・」「アルバイトが休んだら変わりに出なきゃいけない店長職だから、実際は待機で休んだ気がしないし、最近入った大学生が良く休む。今月は2日しか完全に休めていないな」・・・と例を挙げればキリがありません。
転職活動中の面接官とのやり取りや質問の中で「休日休暇制度について教えてください」と聞いても、「完全週休2日制ですよ(にっこり)」だけの回答で、実際のところはサッパリ・・・と言うこともよくある話ですし、選考の段階であまりしつこく休日休暇だけにフォーカスした質問を繰り返すのも印象が悪くなるのでは、という心配をしなくてはなりません。
面接時にさりげなく、実際の休日休暇について知る3つの質問をしてみよう
前向きに仕事について質問している風なのに、実際は休日休暇の取得についての情報収集になっている!そんな質問スタイルがいいですよね。
そのために大切なのは、
1. その会社の顧客はどんな人たち?
2. 仕事はチームで?それとも個人で?
3. 営業の1サイクルはどれくらいのスパンなの?
という「具体的な仕事内容」を質問する雰囲気で、面接時に「休みが多そうな仕事か、そうでないか」の見極めを行っていきましょう。
その会社の顧客はどんな人たち?
比較的確認しやすい項目です。大雑把に「企業(法人)を相手にして事業や商取引を行う会社(BtoB)」「一般消費者を相手にして事業や商取引を行う会社(BtoC)」という分類があることはご存知の方も多いですよね。
一般的に、顧客が「法人」であれば相手も土日休みである可能性が高くなり、顧客が「個人」であれば休みである「土・日」に対応してもらいたい人が増えるということです。
この大雑把な括りで気にしなければいけないことは、顧客が「法人」であっても、土・日休みではない会社が顧客の大勢を占める場合、土・日出勤があり得るということです。
例えば飲食、小売、旅行、交通などの仕事をしている会社は、法人をお客様として仕事をしている会社が多いです。
その場合、「土・日も誰かは必ず出勤が必要だよ」「来週の日曜日、◯◯でイベントがあるから出社してね」などの要望が出てくる可能性は大です。この顧客特性を確認するような質問で、土・日出勤の頻度を探ってみましょう。
質問例
「ホームページに記載されているお取引先企業様は、○○業界の企業様が多いですが、貴社のお取引先は○○業界に特化した強みをお持ちということでしょうか?」
「◯◯業界に強みをお持ちですが、交代制勤務なのでしょうか?」
など、実務について確認をいれているような流れの中で面接時に質問をするとよいです。
また、「御社が休日などの場合に、トラブルが発生した時は、どのような緊急連絡方法でやり取りをするのでしょうか」などとさらっと質問してもよいでしょう。
「大体は担当者の携帯に直接電話がかかりますよ」「土日でも会社の電話が繋がります」などの回答であれば、「土・日に関わらず仕事が行われている可能性があるな」と予想してみてください。
仕事はチームで?それとも個人で?
これがどう休日休暇に関係するの?と思われる方も多いかもしれません。この質問が直接関係するというよりは、比較的質問しやすい流れに乗せて休日休暇の話が聞きやすいということです。
質問例
「1つのお客様を担当するのに、チームで仕事をしますか?それとも個人ですか」
「完全に一人でということであれば、例えば私が休暇を取っているときにトラブルが発生したような場合、会社としてどのようなフォロー体制をととのえていらっしゃるのでしょうか?」
「チームで仕事とのことですが、役割分担はどのように決められるのでしょうか。例えば、全員が休暇を取らないようにするなどのフォローの仕組みがあったりしますか?」
という流れに沿って休日休暇の質問をしてみましょう。
営業の1サイクルはどれくらいのスパンなの?
1つの仕事を決めて、納品するまでのスパンが1年以上あるような長い会社もあれば、1日単位、1回の営業単位という短い会社もあります。
「営業ノルマ」という意味では、短いスパンを繰り返す会社の方が強い縛りがある傾向があります
このノルマの縛りが強い=ノルマ達成していない人は出来るまで仕事という会社は、まだまだ多いです。前向きな風を装い確認してみましょう!
質問例
「1つのお客様を担当するのに、チームで仕事をしますか?それとも個人ですか」
「やはり目標を達成するためには、ある程度の時間、集中して取り組むと言うことが必要になってくると思うのですが、例えば土日に自分の裁量で営業にでるなどという自由度は認められているのでしょうか」
「営業の1サイクルに関して、日常の業務量が1だとすると、締切り1ヶ月前の業務量はどれくらいですか?」
などの質問をすると、ノルマ達成に向けてどの程度の仕事量が必要なのか、休日出勤がありそうなのかをおおよそ把握することができます。
知って得する!休みが多い仕事かどうかを見極める質問力 まとめ
求人票の「休日・休暇」欄の把握の仕方や面接時にさりげなく、実際の休日休暇について知る3つの質問についてご紹介させていただきました。
なんとなく求人票を見ているだけでは、休みが多い仕事かどうかしっかりと把握することができません!!
そのため、求人票の「休日・休暇」覧に何が書かれているのかをしっかりと確認し、そしてわからないことについては、面接時にさりげなく実際の休日休暇について知る3つの質問を行うようにしてください!!
転職した後に、「求人票と全く休日数が違う!」「休日出勤が多すぎる!」「年休が全然使用することができない!」などの最悪の状態に陥らないためにも、事前にできる範囲内のことを行っていきましょう!!
当サイトでご紹介している暇で楽な仕事であれば、他の仕事と比べて明らかに休みが多い仕事が多いです。これらの仕事に転職・再就職することができれば、趣味活動の時間や家族との時間、子供との時間などを充実させることができるため、ぜひ仕事選びの参考にしてみてください!
また、どうしても面接官に休日休暇についてのことを聞きづらいという方は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントのキャリアカウンセラーを活用すれば、完全無料で「毎年平均の年間休日は何日ですか?」「有給消化率は何パーセントですか?」「休日出勤での手当ては100%つきますか?」「休日出勤は月何日発生しますか?」などという、入社したい会社の具体的な休みの内容について事前に知ることが可能なため、休みが少ない仕事を避けることが可能ですよ!!
参考:仕事選びのポイント
転職サイト
転職支援サービスへは、1つでも多く登録しましょう。多ければ多いほど仕事に就けるチャンスが広がり、より良い条件の求人情報を手にする可能性が高くなります。
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