運転代行

運転代行ってどういう仕事なの？

ふだんは車通勤だから会社帰りに飲み会なんてほとんどないという会社にお勤めの方でも、忘年会や歓迎会シーズンは就業時間後に飲み会がありますよね。

そのようなときに役立つのが「運転代行サービス」。

主に飲酒が理由で、帰りの自動車の運転ができなくなった車の持ち主の代わりに、その車を運転して、自動車を目的地に送るサービスです。

車だけを預かって送り届けるのではなく、その車に持ち主が同乗します。車までは、代行サービス会社の「随伴車」で、運転手と随伴車の運転手2人で来て、目的地まで随行、帰りは再び運転手が随伴車に乗り換えて戻ります。随伴車の距離メーターで移動距離を測って、距離に応じて料金が決まる仕組みになっています。

お客さまの車を運転する運転手には第2種免許が必要ですが、随伴車の免許は普通免許でOKです。

多くの運転代行サービスのメイン業務は「夜の宴会後の送り業務」。会社によっては、ゴルフのあとの送りや、病院後の送りなども積極的にPRしていますが、やはり夜22時～0時くらいがピークタイムになります。

1日8時間＆週5というよりも、19時から翌5時までの間で、1日3時間以上、週1日以上で応相談！というスタイルでの募集が一般的。

働かれている年代は、20代から60代までと幅広い年代の方が活躍されています。

勤務形態は、主に正社員やアルバイトとして働きます。

運転代行サービスは、都心部はもちろん、車で通勤・通学することが基本の地方にたくさん存在します。企業規模はさまざまで、運転代行専門の会社から、タクシーやバス会社のサービスの一部として提供しているものまであります。

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運転代行

暇で楽な運転代行の1日の流れ

◆19：00～

・勤務開始

今日一緒にペアを組む同僚とアルコールチェックを行う。その後、運転日報や引継簿を確認。

◆19：30～

・今日の予約は4件。

21時頃に常連のお客様の予約が入っているので、しばらく事務所にて待機。同僚と雑談をしたり、テレビを見たり、新聞を読んだりして過ごします。

◆20：30～

・常連さんが飲んでいる居酒屋へ向け随伴車に乗って出発。

◆21：00～

・居酒屋へ到着。常連さんと挨拶をし、車のもとへ。

運転代行者はお客様の車を運転。もう1人は随伴車で後ろをついていく。

◆22：00～

・車を車庫へ入れ、お客様をご自宅へお送りする。

◆22：10～

・あと3件の予約が1時までに入っているので、同僚とともに順次仕事をこなしていく。

◆01：30～

予約分の仕事は終了。コンビニに立ち寄り小休止をする。

◆02：00～

事務所へ戻り、本日分の売上を報告。

車を清掃し、車内に忘れ物がないかを確認。

運転日報へ今日の仕事内容を記入する。

◆03：00～

業務終了。

暇で楽な運転代行の賃金など

年収（正社員）　　　平均年収　280万円～450万円

※正社員はタクシー会社勤務で、一部運転代行業務を担当するケースが多い

アルバイト　　　　　時給950円～1500円（22時～翌5時までは時給25％アップ）

※2種免許保有者は時給面でより優遇されます

勤務体系　　　　　　シフト制・歩合制

暇で楽な運転代行の魅力的なところ

▼いきなり「タクシードライバー」にならずに2種免許を取得できる

「何か資格を取っておいたら、将来困らないかもしれないけれど、いきなりタクシー運転手になるのは道もよくわからないし、ノルマがあったりしたら不安。配送ドライバーで重たい荷物を持つのもイヤだし…でも車に乗るのは好きなんだけど…」と考えている配送ドライバーの仕事に不安がある方にはピッタリです。

多くの運転代行サービス会社では、2種免許取得費用を会社が負担して取得をサポートしてくれます。

▼お客さんは常連さんが多い

どんな人が乗るのかわからないタクシーと比較すると、運転代行は比較的常連さんの利用が多いサービスです。

また、あらかじめ予約されることが多いので、「乗せたはいいけどお客さんが寝てしまって行き先がわからない…」ということもほとんどありません。

▼最初は随伴車の運転から

お客さんとコミュニケーションをとるのが不安…という方なら、随伴車の運転だけを担当することもできます。さらに、随伴車の運転だけなら2種免許も必要ないため、すぐに仕事をはじめることもできます。

暇で楽な運転代行の職場

交通量が少ない田舎の運転代行会社や最低保証ありで歩合制の運転代行会社。

暇で楽な運転代行のときにキツいと感じるところ

勤務時間の多くは深夜にかかります。日によっては、お客様からのご予約がなく、勤務時間のほとんどが待機時間だった…ということも。眠くなる時間帯だけに、なにもすることがないのがキツイという人もいます。ほとんどの会社は待機時間に本や漫画を読んだりスマホをさわっていたりしても問題ないので、暇つぶしが好きではない人には時間が長く感じるかもしれません。

また、シーズンや曜日によって繁忙期と閑散期がハッキリしているのも運転代行サービスの特徴です。「稼ぎたいのに仕事がないときがある」という可能性もあります。

暇で楽な運転代行業務に向いている人の特徴

・ダブルワークOK,現金支給OKといった柔軟性の高い働き方を探している人。

・車の運転が好きな人、いろんな車に乗ってみたい人。

・夜型のタイプ。

・待機時間に時間をつぶすのが好きな人。

・運転する市区町村の地理に詳しい人。

暇で楽な運転代行は、ペアを組む相手との相性が重要！

お客様を乗せて、行きはバラバラの車を運転することになりますが、帰りは2人で1台の車に乗って会社に帰ります。もちろん、待機時間も2人1組です。

暇で楽、と感じられる最大のポイントは、ペアを組む相手との相性の良さです！

意外とダブルワークを求めて、さまざまな年齢層のスタッフさんがいたりします。応募の際に、「働いている人はどんなタイプの方が多いですか？」「ペアはどのように決まるのですか？」などと質問してみましょう！

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